ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/8日 千畳敷と宝剣岳のバスツアー その1:久しぶりのバスの旅。車窓からの景色を楽しみながら・・・。

2015-10-16 07:19:36 | 草花
この8日のことをこれからレポートしていきますので、だいぶ鮮度落ちしていますが、このバス旅行では、花が出てきませんから、その点では少し気楽でもあります。

JTBの募集団体で日帰りのバス旅行がありました。「絶景中央アルプス駒ケ岳・千畳敷カール」と銘打った、「旅物語」シリーズの一環です。
今回10月8日に催行されるものに、山の神様とともに参加してきました。
小生は時間が許されるなら、「千畳敷から宝剣岳山頂まで往復しよう」・・・・と、何とはなしに願望していました。

中央アルプスは木曽山脈という別名を持っていますが、木曽側と伊那側を分ける山の連なりになっています。
この時期、千畳敷カールの紅葉は素晴らしいとのことでしたので、一度は見ておきたいと思って出掛けたものですが、今年に限っては紅葉は早くに終わってしまい、遥々出掛けたのにも拘らず、カール内では全く見ることはできませんでした。

行程図 ↓

駒ヶ根から山に向かって菅の台まで行きます。そこから道が狭くなりますので小さいバスに乗り換えて、ロープウェイ起点のしらび平まで行き、しらび平駅からはロープウェイで標高差950mくらいのところを一気に登ります。
終点の千畳敷駅の標高は2600mを超えていて、楽々と高山植物帯に入ってきてしまいます。
そこで3時間ほど自由行動の時間があり、皆さんは千畳敷カールを周遊することになります。
小生もそのパターンを取りますが、天気が良くて、見晴らしが抜群でしたので、目論見通りに、宝剣岳山頂を往復してしまいました。



断面図 ↓

宝剣岳の山頂まで足を延ばしましたので、こんな形になります。



旅物語のバッジ ↓

バスツアーの会員は、目印にこのバッジをつけて、団体行動をとります。
昔はこれを返していましたが、今回はそういうことがありませんでした。



小牧城 ↓

歴史上では1563年(永禄6年)に 織田信長が、美濃国(岐阜県南部)を領する斎藤氏攻略のために、小牧山に築城。
1584年(天正12年)の小牧・長久手の戦いの時に、徳川家康が小牧山城跡地を占拠。大規模な改修を行ない、自からの陣とした・・・ということです。
1967年に実業家の平松茂が、自身の財産を投じて建設し、小牧市に寄贈したものでありますが、城のかたちは、西本願寺の「飛雲閣」をモデルとしているということです。
バスの車窓からチラっと見えたのを撮りました。



恵那山 ↓

車窓から見えた恵那山です。



恵那峡サーブスエリア ↓

ここでトイレ休憩。



南アルプス ↓

恵那山トンネルを抜けて伊那側に来ると、南アルプスが遠くに見えるようになります。



駒ヶ根で弁当の積み込み ↓

駒ヶ根のドライブインで昼食弁当の積み込みをします。
小生は、バスに乗ったらすぐに、その弁当をパクつき、エネルギー変換を促します。



乗り換えたバスの車窓から ↓

菅の台から小回りの利くバスに乗り換えて、ロープウェイのしらび平駅を目指します。
車窓からは千畳敷カール方面が見えましたが、ガスがかかり、全貌が見えません。



しらび平の駅前 ↓

ここでバスを降りて、ロープウェイの待合に並びます。



ロープウェイの乗車券 ↓

この料金が高かったので単独で来ることを控えていたのでした。添乗員さんから一人ずつにこの乗車券を渡されます。
一枚で往復乗車ができるのです。



搭乗待ち ↓

下りてくるゴンドラを待ちます。ここからでは確か千畳敷駅が見えなかったと思います。



空中散歩 ↓

60人乗りのゴンドラ内では、南アルプス方面がよく見える後部の窓際に乗ります。
動き出すと高度がぐんぐんせりあがってきて、南アルプスの眺めが広がってきます。



山肌は黄葉 ↓

山肌は黄金色に染まっています。この眺めが今回、葉の色づきの中の、最良のもののようでした。



ガスの中 ↓

やがて、ゴンドラはガスの中に入っていきます。しかし、このガスは帯状に横に広がっていただけで、それよりも高くなると、また、眺望がよくなりました。
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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (多摩NTの住人)
2015-10-16 07:48:26
奥様とのバスツアーは楽しそうですね。お天気も良さそうですね。千畳敷カールは行ったことが無く、写真を楽しみにしています。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2015-10-16 08:39:44
多摩NTの住人様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
夫婦でバスツアーに参加したのは、一年ぶりとなります。
バスツアーは概して、内容が盛りだくさんで、疲れますよね。
今回は天気が良くて、なかなか楽しめました。
ただ千畳敷の紅葉がすっかり無くなっていたので、その点では拍子抜けしました。
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千畳敷カール (かなこ)
2015-10-16 10:36:00
ぶちょうほうさん今日は。
日帰りツアー良いところに行かれましたね。
お花の沢山咲く名所楽しみにしています。

岐阜城も懐かしいです。
恵那峡サービスエリアに寄られたのならば 中央道を走られたのでしょうか??
ふるさと土岐市も通られたでしょうね??
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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2015-10-16 11:43:09
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
バスツアーは一年に一度だけしか行かなくなりました。
旅程がタイトで、疲れを拾いますので、ちょっと気が臆しますね。

今回は往復とも中央自動車道を通りました。
もちろんかなこ様の地元を通るときは意識していましたね。

それから花はもうなくて、高山帯の紅葉は終わっていて、中腹の紅葉・黄葉を楽しんだくらいでした。
しかし、山岳眺望は抜群のものがありましたね。

車窓から眺めたお城は小牧城だけでした。
もしかしたら金華山上も見えたかもしれませんが、それは気づきませんでした。
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宝剣岩子 ()
2015-10-16 17:42:10
行楽日和が続いていますね。
夫婦連れだとバス旅もいいものですね。
今回は思い出の山を登場させて頂きましてありがと燦です。

木曽駒を登頂のついでにと行ってみましたが、我々にとっては身のすくむ思いをしました。
頂上で燦ママが岩にしがみついて、他の登山者が狭い頂上ですれ違おうとした時に「ここは一方通行ですから」と訳が分からない事を言った覚えが有ります。
今でもその時の事を、あの時は「宝剣岩子」だったねと笑いながら思い出しています。

さてさてぶちょうほう様ご夫妻の宝剣は如何でしたでしょうか楽しみにしております。
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燦様へ (ぶちょうほう)
2015-10-16 20:36:54
燦様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
夫婦連れのバスツアーも内容が盛りだくさん過ぎて、行程がきつくて、老害夫婦にはハードですので、最近は年に一度となってしまいました。

今回は宝剣岳まで登ってしまおうと一人密かに思っていて、現地についてからだしぬけに山の神様に申告したところ、彼女は行かないということになりましたので、小生が一人でやりました。
現地での自由行動時間に制約がありましたので、これが妥当でしたね。

燦様は現奥様と、ここに、木曽駒のついでに行ったのですか。
ついで仕事にするならば、かなりスリルのある道行だったのではないでしょうか。
一方通行があの世への道のりでなくてよかったですね。

この日は天気良好、山岳眺望は抜群のものがありました。
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バスツアー (山ちゃん)
2015-10-21 21:50:55
ぶちょうほうさん、今晩は!
何やら見覚えのあるバスツアーに参加されたようですね。
千畳敷・宝剣岳は久し振りに昨年登りましたから、記憶が鮮明です。菅の台からのバスやロープウェイに相当並んて乗りましたが、ツアーではそれがないから便利ですよね。でも、時間制限が難題ですよね。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2015-10-21 22:18:12
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
御古巣のお世話になってきました。
女性の添乗員さんに連れられてのんびりと行ってきました。
最近のバスツアーは経費節減のあおりでしょうか、日帰りならバスガイドなしなんですよ。
でもそれがとても心地よかったですね。
のべつ幕なしにしゃべられるのはあまり好きでないので、静かに移動するのがベストだと思いました。
菅の台からの専用バス、ロープウェイの料金、この二つを合わせると4000円にもなり、しかも一人で行った場合は時間のロスが出ますよね。
今回はそういう作業をみんなまとめたパッケージであり、面倒なことは添乗員さんがこなしてくれて、ずいぶん楽ちんな旅でした。

自由時間も3時間ほどあり、有効利用出来ました。
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