ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

牡丹の見納め

2015-04-21 07:32:24 | 草花
昨日は雨降りでした。
今年は牡丹とお天気との相性が悪くて、折角花が咲いても、きちんと晴れては呉れなくて、挙句の果てに昨日の雨と来て、今年の牡丹には気の毒な天気まわりでありました。

牡丹を見ながら与謝蕪村のあの有名な句を反芻していました。

牡丹散って打ち重なりぬ二三片 
または
牡丹散りて打ち重なりぬ二三片 という句でしたね。

この句の鑑賞については沢山の意見がありますが、今ネット上で調べてみても興味深い考察が出てきていました。
ここではそれをどうこう言うことなしにしておいて・・・・・・・

牡丹の散り方に興味が湧きました。
といいますのは、我が家の牡丹は、この雨で、無残に花の形を崩されてしまい、雨水の重みをつけた花はうな垂れてしまうものも有ります。

しかし、雨によって花びらを落とすのではなさそうです。
花びらが落ちるのは”お仕事”の終わったものから順に落ちて行くようです。

つまり、”散る”ことと、”重なる”ことは「寂寥感」というよりもむしろ、やり遂げた「満足感」に近いもののような感じがしましたね。


拙庭で頑張ってくれた牡丹の見納めをしておきます。(4/19夕刻に撮影)
白牡丹 ↓

か弱い木に花が6輪も付きました。

縦列 ↓

3輪に注目します。

やっと咲いた一輪 ↓

一番お気に入りの株ですが、やっと咲いたのに次の日からは雨・・・・・可哀相ですので、このあと傘を差してやりました。

赤紫のマッス ↓

昨年著しく力を落とした株でしたが、念入りに消毒と施肥されて、勢力を盛り返してくれました。

一輪 ↓

一輪をピックアップします。

ダッチアイリス ↓

牡丹に囲まれて、喜んでいます。

ハルジオン ↓

何だか分からなかった株が、ハルジオンと分かり、がっかりしましたが、折角ですので花までは咲かせてあげることにしました。 花のあとは切るしかないですね。
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