その1で林道歩きが終わり、黒井沢の木橋を渡って、今回その2では本格的な登山道に入っています。まだ傾斜は緩いのですが、それでも車を置いた場所から、100mほどは高度を上げています。山頂まで、これからあと、900mほど高度を上げることになります。
道は黒井沢とは別の沢沿いにつけられていますが、この場所では空中湿度が高めのようで、それに適したような植生がありました。
コンロンソウ ↓
ミヤマエンレイソウ ↓
別名シロバナエンレイソウと言いますが、ここでは最初にこれが出て、あとからはエンレイソウが出て来ました。
ミヤマエンレイソウは内花被片3枚。萼のように見える外花被片3枚です。
エンレイソウは内花被片がまったくなくて、外花被片3枚のみです。
「ヤブジラミ」 ↓
これとオヤブジラミの区別がよく判りませんでしたので総称的な意味での「ヤブジラミ」としておきます。
タニギキョウ ↓
この草も空中湿度の保たれた山斜面で、今山行中は頻繁に見かけました。
イワセントウソウ ↓
久しぶりに線香花火のような咲き方を見ました。
タチカメバソウ ↓
この沢沿いでは随分沢山この草が出て来ました。「立ち亀葉草」・・・・・葉が亀の甲羅のように見えたのでしょうね。
タチカメバソウ(やや寄って) ↓
白い花は撮るのが難しいです。花を生かすと、葉が暗くなります。その両方を生かせずに曖昧になります。
ウスバサイシン(葉) ↓
根元に薄暗く咲く花ですので、これも撮りにくい花です。仕方ないので、まずは葉を撮ります。
ウスバサイシン(花) ↓
次に、フラッシュを焚いて花だけを撮ります。
コケイラン(環境) ↓
今回、コケイランには是非逢いたかったのですが、登山道沿いは草刈りがされていて、全滅でした。これには気落ちしましたね。
仕方ないのでそれ以外の場所で探し、やっと見つけたのがこの株です。今年は花が遅いような気がしました。
コケイラン(近写) ↓
近付いて撮ります。小さい花ですが、いかにもランの花の形をしています。
コケイラン(蟻と大きさ比べ) ↓
花の大きさは茎に居た蟻さんと比べて推測してください。
最初に出た避難小屋 ↓
山道を登りはじめて30分も歩かないうちに最初の避難小屋がありました。これは小さな道具置き場のような建物で、精々10人以内で、雨宿り程度の利用しか出来ないと見ました。
道に倒木 ↓
その避難小屋のすぐ脇にある道に掛かった倒木です。この倒木はもう30年以上もこの場所に横たわっていますが、つい最近まではこの木を乗り越えていきましたが、最近鋸が入って、やっと切断されました。御蔭で通り抜けていけるようになりました。
ブナ ↓
道がやや急になり、電光形に歩くようになり、早速ブナの大木が迎えてくれます。
ユキザサ ↓
上も、下の画のものも、ヤマトユキザサではないでしょうか。花の色は白から黄緑色まで変化があります。
ユキザサ(やや黄色) ↓
道は黒井沢とは別の沢沿いにつけられていますが、この場所では空中湿度が高めのようで、それに適したような植生がありました。
コンロンソウ ↓
ミヤマエンレイソウ ↓
別名シロバナエンレイソウと言いますが、ここでは最初にこれが出て、あとからはエンレイソウが出て来ました。
ミヤマエンレイソウは内花被片3枚。萼のように見える外花被片3枚です。
エンレイソウは内花被片がまったくなくて、外花被片3枚のみです。
「ヤブジラミ」 ↓
これとオヤブジラミの区別がよく判りませんでしたので総称的な意味での「ヤブジラミ」としておきます。
タニギキョウ ↓
この草も空中湿度の保たれた山斜面で、今山行中は頻繁に見かけました。
イワセントウソウ ↓
久しぶりに線香花火のような咲き方を見ました。
タチカメバソウ ↓
この沢沿いでは随分沢山この草が出て来ました。「立ち亀葉草」・・・・・葉が亀の甲羅のように見えたのでしょうね。
タチカメバソウ(やや寄って) ↓
白い花は撮るのが難しいです。花を生かすと、葉が暗くなります。その両方を生かせずに曖昧になります。
ウスバサイシン(葉) ↓
根元に薄暗く咲く花ですので、これも撮りにくい花です。仕方ないので、まずは葉を撮ります。
ウスバサイシン(花) ↓
次に、フラッシュを焚いて花だけを撮ります。
コケイラン(環境) ↓
今回、コケイランには是非逢いたかったのですが、登山道沿いは草刈りがされていて、全滅でした。これには気落ちしましたね。
仕方ないのでそれ以外の場所で探し、やっと見つけたのがこの株です。今年は花が遅いような気がしました。
コケイラン(近写) ↓
近付いて撮ります。小さい花ですが、いかにもランの花の形をしています。
コケイラン(蟻と大きさ比べ) ↓
花の大きさは茎に居た蟻さんと比べて推測してください。
最初に出た避難小屋 ↓
山道を登りはじめて30分も歩かないうちに最初の避難小屋がありました。これは小さな道具置き場のような建物で、精々10人以内で、雨宿り程度の利用しか出来ないと見ました。
道に倒木 ↓
その避難小屋のすぐ脇にある道に掛かった倒木です。この倒木はもう30年以上もこの場所に横たわっていますが、つい最近まではこの木を乗り越えていきましたが、最近鋸が入って、やっと切断されました。御蔭で通り抜けていけるようになりました。
ブナ ↓
道がやや急になり、電光形に歩くようになり、早速ブナの大木が迎えてくれます。
ユキザサ ↓
上も、下の画のものも、ヤマトユキザサではないでしょうか。花の色は白から黄緑色まで変化があります。
ユキザサ(やや黄色) ↓
でもコケイランが見つかって良かったですね。
ブナを下から見上げるこの構図が好きです。
枝振りが良いですね。
今回は時期が良かったのか最初からお花が一杯。
改めて恵那山に乾杯。
色々な植物を育て守ってくれている山でした。
エンレンソウも3種もあるのですね。
お勉強になりました。
タニギキョウのちょっと紫がかった色がいいですね。
タチカメバソウの群生地は嬉しいですね。
コケイランが刈られるとは贅沢勿体ないと思いますが 高縄山や野外活動センターでも幾種お花が消えたことでしょう。残念です。
ユキザサの色違いは写真の悪戯ではなかったのですね。
面白いですね。
色々拝見出来ワンダフルでした。
草刈をやってくれるのはありがたいのですが、こういう稀少植物に対しては配慮をしてもらいたいと思いました。
これからずっと登ったところで、アテにしていたコイチヨウランが同じく草刈にやられて、すっかり環境変化させられこれはもう立ち直ることが出来ないでしょうね。
残念至極です。
この山にもブナノキの大木がいくつか残っていました。
人の入らないような他の場所でもきっと立派な林があることでしょうね。
このルートではコースに変化がありますので、植物は種類多く出てくるのが特徴ではないでしょうか。
恵那山は本当にいろいろなコースがあって、楽しみが満載ですね。
時季的には雪消の今が丁度ピッタリだったかもしれません。
しかし今年は雪がどくのが随分遅れたようです。
エンレイソウはたしか北海道にオオバナエンレイソウがありましたね。小生はまだ二種類しか見て居ませんが。
タニギキョウは小さな花ですね。しかし、見つけて嬉しい花に違いはありません。色にも多少の変化があるものですね。
タチカメバソウを相変わらず上手に撮れないで居ますが、この植物は皆さん写真に撮りにくい花と思っているのではないでしょうか。
笹刈りでコケイランと、上の方でイチヨウランを無差別に刈ってしまいますので、これは本当に一網打尽だと思いました。
稀少植物に対しては、配慮が欲しいと思いましたね。
ユキザサもいろんな種類が有り、小生のように山歩きで通り過ぎていく人間にとってはきちんとした同定はちょっと難しいと思いました。
ここではユキザサとヤマトユキザサが混在していたようです。
草刈りで全滅とは・・・勿体ない。でも、根は残ってますでしょうから来年は見れるのじゃないのですか?
9日に奥美濃の山で10株ほど見つけましたよ。
コケイランの解説本では普通に見られる野生ランとしてあることが多いですね。
しかし、学者にとっては普通でも、小生たちにとっては探してやっと見つかるレベルですから、心の中での重みは違ってきますね。
三河でも心当たりの山はあるのですが、歩行行程が少なくて、この花を見るためにだけの目的で出かけるわけには行かないのです。
仰言る様に奥美濃ならば、このランは多くなるかもしれませんね。
同じ岐阜県で、奥丸山から新穂高に向かって下りて来る道でも随分沢山見た記憶がありました。