ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/4日の山行 葦毛湿原・稜線・石巻山(10の8):大知波(おおちは)峠から石巻山に向かう。石巻神社の鳥居まで

2024-04-16 05:03:57 | 草花
二川駅から東進してずっと弓張山系の稜線を歩いて大知波(おおちは)峠までやってきました。ここで休憩を入れます。
稜線歩きはこれで終わりになり、今度は石巻山を目指して巻道の林道を歩くことになります。
ところで、この峠は「大知波峠廃寺跡」という史跡で、平安時代中期にお寺があったということです。
以前ここに来た時に、その廃寺跡にこだわりを入れて念入りに探し歩いたことがありますが、区画の最下段付近で古い陶器の破片を見つけたこともあります。
今回は遺跡探訪の旅ではなくて、心当たりの花訪問と稜線歩きが主目的ですので、遺跡見物の方はスルーしました。

大知波峠 ↓ ↓



大知波峠は標高約350mほどのところにあります。 ここで日向ぼっこをしながら休憩します。



スゲの仲間 ↓

腰を下ろした場所にはこんな花がありました。

休憩終了。石巻山を目指します。


林道歩き ↓

広い道を歩いて行きますが、小一時間の歩行中、一人も人に出会いませんでした。



キジョラン ↓

アサギマダラ幼虫の食草だそうです。虫食いの葉裏を返してそれを探しますが、未だにそれを見たことはありません。



ミツバツツジ ↓

これがこの山旅での見納めとなりました。



簡易舗装 ↓

しばらくの間簡易舗装の道を歩きます。傾斜の急な路面には冬季の氷によるスリップを防止するべく、筋目が施してありました。


少し歩いた先から再びハイカー専用の細い山道に入りますが、15分ほどして、またこの林道に復帰します。


山道から下りる階段 ↓

山中の細い道からまたこの階段で広い林道に降り立ちます。



石巻神社までの林道歩き ↓

大知波峠から石巻山の登り口まで巻道の林道歩きをすると上で書きましたが、実際には距離約3kmで高度を130mほど下げていますので、
ごく緩めの下り勾配の道になっていたのです。     ヤマザクラの花びらが散り敷いています。



ヤマアイ ↓

石灰岩地の藤原岳で見たヤマアイを同じ石灰岩の石巻山に向かう道で見ました。



生きていた ↓

死んでいるものと思っていましたが、近づいたら動き出しました。



クサイチゴ ↓

三河の海に近い山ではこのイチゴをよく見ます。



石巻の岩峰 ↓

いつもここから立ち止まって眺めるのですが、存在感のある岩峰の眺めが何とも言えません。



ヒメオドリコソウ ↓

この花を見て「人里が近づいている」ことを実感します。



クマイチゴか? ↓

このキイチゴは何でしたでしょうか? クマイチゴかな?



ヤブジラミ ↓

この花に出会う機会が意外と少なくて、花の名前がすぐに出て来ません。



ムラサキケマン ↓

この花を石巻山の登山口の近くで見ました。



石巻神社境内の鳥居 ↓

神社のお参りは後にして、登山に掛かります。



登山開始 ↓

鳥居の右手から登山道は始まります。



ヤマアイ ↓

山登りに取り掛かると山道沿いに連続してヤマアイが出て来ます。
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2 コメント

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こんにちは (多摩NTの住人)
2024-04-16 18:12:02
エジプトや中国には負けますが、1000年前の文化が忍ばれるというのは日本は素晴らしいと思います。今年の大河ドラマはいつもの戦記物とは異なりますが、興味深く見ています。1000年前の物語が色褪せないというのは奇跡のようです。すみません。記事から少し外れました。
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多摩NTの住人様へ (ぶちょうほう)
2024-04-16 21:42:10
多摩NTの住人様 ご訪問いただきましてありがとうございます。
記事から外れたととしても、そういうコメントを頂いても全然問題はありません。
こんな山上の峠路にかつては一大伽藍があって、僧房も連なっていたとのことです。
敷地内に池も二つくらい配置され、お寺としても建物としても相当大規模のものだったということです。
紫式部さんのお勤めになった雅な世界とは違うでしょうが、戒律の厳しいお坊さんの世界もまた興味深いことですね。
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