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ブリュッセル、朝








今朝のブリュッセル。今日も晴れそうだ。

毎朝、用事で向かう場所は車で20分だが、センターに戻ってくるのに1時間かかる...
ブリュッセルの悪名高き朝の渋滞に巻き込まれ、写真の王宮あたりまで戻ってくるとほっとする。

ここを走るのが大好き。



昨日、月曜日は美術館の休館日。思い立ってもうひとつの「美術館」、ブリュッセルのイカリ・スーパーの立ち位置であるロブへ行った。

うっとりしながら、同じところをぐるぐる、ぐるぐる見て回り、ついついなまものを買いすぎてしまう。

ヨーグルトやジャム、スパイスの種類の豊富さ、フランス産のバター、置物のような果物、きらきら光る魚介類、幸せの象徴であるかのように並ぶお菓子...
どうしても食べたくなってタルタル・メゾン(<どんだけ生肉が好きやねん、ですね)も少しだけ買う。


その後、ワーテルロー大通りのブティック街で靴を買ったのだが、ポンドがこんなに落ちているとは思わず、後でレートを見てショックを受けた時が昨日の心拍数最大記録更新時...
ロンドンで買ったほうが安かったと分かった瞬間のがっくり感といったらない。

でもっ、寂れ方が異常なワーテルロー大通りにお金を落としたのだから、いいの(涙)...
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bruxelles








昨日午後3時、ブリュッセルに到着。

見よ、この素晴らしい秋晴れ、空の色!


久しぶりに英国とベルギー間を自分で運転して来た。
フォークストン(ユーロトンネル英国側)まで1時間45分、ユーロトンネルが35分、カレー(フランス側)からブリュッセルは2時間。

英国の家を出るときは土砂降りで気が滅入ったのだったが、フォークストンに着く頃には晴れて来、大陸側は爽やかなお天気で、車中は冷房が必要なほどだった。


ブルージュ在住のころはそれこそ「ブリュッセルにアパートを借りた方が経済的なんじゃない?」と友達に口を揃えて言われるほど一週間に何回も来ていたブリュッセル、まとめて滞在するのは久しぶりだ。

上機嫌で、まずは部屋に飾るためにフラマンで花を買った。
グラン・サブロンあたりで見かける日曜日の家族連れはみなおしゃれで、ブラッセリーのサービスも素敵で、当然ごはんも美味しい(早速好物のタルタルステーキをいただく)。
ああ、なつかしきベルギー生活。


大雑把にこの街の魅力を言い表すなら、フランス語とオランダ語をそれぞれ基にした生活の楽しみ方、カトリック性とプロテスタント性それぞれを背景にした生活の楽しみ方、そしてそこに世界中の人が持ち込んだ文化が混ざり合った感じ、

ハイブリッド、最高。


今まで通り過ぎるだけだった教会や歴史的建造物の内部を丁寧に見たり、美術館に行き、うまいもんを食べ、テラス席に座り、買い物をし、そして数が少なくなったベルギー在住の友達にも会って、秋の大陸ヨーロッパを楽しみたいと思っている。

時間もたくさんあるのでブログも毎日書こう。


明日死ぬとしても、今日は花に水をやるのですよ。
(先日タンブラーで回ってきたこの言い回し。座右の銘にすることに決めた)
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マダム・コスプレ




娘は5歳で小学校に入学してからずっと制服人生だった。

この9月から6thフォーム(大学入学準備の2年間。高等学校に当たると言っていいか)に進学したので、これ以降の人生で制服を着ることはまずないだろう。


娘は新しい服を買うよりも、母親のクロゼットにあるものを着る方がいいと言い、25年は前のアルマーニのジャケットを買ったばかりのラグ&ボーンのジーンズに合わせたり、母親が履いて幼い自分と写真に収まっているトムフォード時代のグッチのスカートをザラのニットに合わせたりして楽しんでいる。

この前はついにわたしが20歳の時に買ってもらった時計を、自分でオーバーホールに出すから使っていいかと聞いてきた。


わたしは断捨離などしない。
「いいものを買っておくと娘の代まで着れるのだ」と、したり顔をするのみである。


...ここまでが話の長いわたしの今日のイントロダクション。



娘が着られそうなものを整理していて、アーダム(Erdem)のレースのドレスが不織布のカバーの中から出てきた。
レースやシフォン、そして”赤”の服に目がないわたしのコレクション。
娘も目ざとく、頂戴! と言う。

数シーズン前にショーで一目惚れして電光石火でオーダーしたのだったが、直後に英国のファッション・アイコンと呼ばれている女性が、ヴォーグか何かで着てあちこちに写真が載り、気恥ずかしくなって一度も袖を通さなかったのだ。
これは十分寝かせたことだし、自分で着たいなあ!


早速学校のコンサートに着ていったら、香港の女の子たちが娘に、あなたのお母さんのファンだ、いつもどんな服装をしているか楽しみにしていると言ってくれたそうだ。

お世辞でも未来の香港マダムに誉められたらうれしいでしょう! 
(<2つまえの記事にも書いたが、わたしは社交辞令が全くわからない困った人なのです)

学校のイベントに出るときはさすがに服装は控えめにしているのだが、そういうバランスを考えるのもコスプレのようで楽しい。

若作りとは別の次元で美しく、おしゃれで、見るからに成熟していて自信たっぷりの香港マダムにわたしは憧れる...
ああいうのもきっとコスプレの一種なのだろう。香港の女の子はある時点から香港マダムっぽいおしゃれをし始め、香港マダムのように振る舞い、と、それがどんどん板についてくるんでしょうな。


香港からの留学生はどの子も勉強ができ、アイドルのようにかわいらしく、見るからに裕福そうだ。彼女らは特に食べもの、文房具、ファッションは絶対に日本のものがいいと絶賛するらしい。寄宿舎のベッドの下には日本のインスタントラーメンやお菓子のつまった段ボール箱を常備していると娘に聞いた。
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english breakfast








ロンドンで都会の音を聞きながら目覚めた。

ポーチド・エッグ2つと焼きすぎていないベーコン
ヨーグルトとフルーツとナッツ
紅茶を頼んだ。
(写真は連れが先に頼んだコーヒーポットですね)

えらく時間がかかる。空腹で倒れそう。


世界中
「中華料理屋」「フランス料理屋」「イタリア料理屋」
などはどこにでもあるが、

「英国料理屋」という店はないということが、
英国料理の特徴のなさ味気なさを語っている
と人は言う。


一方で英国式パブ、英国式ティールーム、英国式朝食はありか...
いかがでしょう? 英国式。お好きですか?


フル・ブレックファスト(ウィキペディア)<おもしろい記事だ
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夏の友よ




わたしは空気も社交辞令も読めない困った人なので、知人友人には相当迷惑をかけていると思う。
自覚はあって改めようと努力しているのだが、努力も明後日の方向みたいです...


そういう困った性格が、本心から全く気にならないらしいのがO型だ。
彼らはがまんしているのではなく、本当に全く気にならないらしい。

B型同士は「あ、B型ってこういうとこあるよな」と自分のことを棚に上げて思っている。
A型にはいつもいつの間にか去られてしまう...
ちなみに夫と大親友はAB型だ。


血液型占いには科学的根拠はないと言われ、わたしもないと思っているが、ではなぜわたしの友達は揃いも揃ってO型ばかりなのか?!

偶然であっても不思議だ。


そうだ、わたしを拒むのは人間だけではない。とてつもなくわたしのことを拒んでくる物もある。それらはもしかしたらA型なのかも...

一方で、この夏の間も大らかにわたしに付き合ってくれた物がある。これらの物はきっとO型なのだよ。


ジョン・マスターズ・オーガニックのヘア・スプレー

1月のLAで必要性から買った。
夏は煩わしさからとにかくまとめ髪にする朝の時間短縮に大活躍。またバカンスでは帽子をかぶることが多く、脱いでからも小綺麗に整えるのが簡単!
手ぐしをいれることもでき、おろした髪のカールにも使え、どんな髪型の人にもおすすめ。イブニングドレス着用時の超自己流夜会巻きにも必須。


ボビ・ブラウンのローション・スプレー

これ、ちょっとすごいです。
単にうるおうというより、自らのうるおいを閉じ込める化粧水。
こちらもLAで1本目を購入し、英国ではあちこちで完売だったため、夏のLAで2本追加購入。日焼け後は夜中になんども起きてはこのローションを振りかけた。
シャワー後に髪の毛やデコルテにたっぷり使うのも気持ちがいい。機内でももちろん。化粧完成直後にふるのもいい。香りもとてもいい。


トム・フォードのコンシーラ

トムフォードの化粧品には「まあまあいい」という商品がない。
基礎化粧品から香水までどれも完成度がめちゃくちゃ高い。
クリームもすばらしいし、アイシャドウやチークの色の出方つき方も、香水の香りの消え方残り方にも文句がない。
このコンシーラはボビ・ブラウンのを使い始めて数十年のわたしを動かした一品。最っ高におすすめ。
決して指ではなく、スポンジか筆を使うべし!(<トム・フォードのファンデーションを使う場合もスポンジか筆が必須!)

トム・フォードといえば、口紅もこの夏はカラ・デ・ヴォルペ一本勝負だった。



洋服は

Johanna Ortiz
Miguelina
Alexis
Rosie Assoulin
Ellery

ラテン風味。ラテンにB型が多いのは事実だそうである。あははは。

Peter Pilottoの服は一着しか持っていないが、この一着が大ヒットで、特にLAではアイドルとはこういう気分かと思うほど声をかけられた。

夏物も素敵だったが、秋冬物も可愛すぎるのがAlexis。

秋物から注目しているのがMartha Mederio。わたし、レースが大好きなんですわ...
Michael Lo Sordo。一昨年あたりからオーストラリアのデザイナーに覚醒。


この秋は娘もわたしもカメオが欲しいと思っている旨、先日書いたが、

カメオ、B型だったらいいなあ!


写真右下はおまけ、夏が終わってから買った、クラランのフェイスリフトのクリーム。これ冗談抜きで上がりますよ!残念ながら持続性はなく、使うのをやめたら元の木阿弥ですけど...
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