ちょっといい入浴

温泉の★はオイラの浴感のみの印象(価格や施設や雰囲気は除外)
食事の★はオイラの量、味、コスパ感の複合の印象

2022年 1月 其の3

2022-02-12 22:35:39 | 月記

9日(日)

熊本県黒川温泉2泊目のお宿から

6.山の宿 新明館@黒川温泉(熊本県小国町)

★★★★☆

創業は明治時代、趣のある黒塗り田舎造りの建屋

駐車場より黒い欄干の橋を渡ると民芸調の玄関

玄関の奥に囲炉裏とセルフサービスのコーヒーマシーンが設置、

客室は合計12室、磨かれた廊下を抜けて2階へ

トイレ付6畳の和室で窓から田の原川を望めます。

田の原川筑後川になり東から西に熊本・大分・福岡・佐賀の4県を流れ有明海に注がれる河川

到着してすぐ予約した貸切露天風呂風の湯』

裏山の中腹に位置、そのため急勾配の階段を上る

高台なので黒川温泉郷の宿が眺めれる

茅葺の屋根が脱衣所、湯船は脱衣所の前に

石造りの湯船は8人以上は浸かれる立派なサイズ、全面屋根に覆われており解放感はないが

黒川らしい和のいい雰囲気

泉質ナトリウム塩化物硫酸塩泉泉温やや熱め

掛け流しで利用

次は母屋内風呂 タイル風呂』

湯船には細かいタイルが貼られ、床は石畳、こういう雰囲気が大好き

構造に関係しているのか真ん中に丸太の柱

館内は部屋も併せて禁煙、2階のベランダが喫煙場所

田の原川沿いに黒く塗装された湯殿小屋が並ぶ

母屋から渡り廊下で繋がれた場所に洞窟風呂かじかの湯

渡り廊下の中ほどに茅葺屋根

一番奥にある露天風呂 『岩戸風呂』

暖簾をくぐると川沿いにコンクリートの通路がさらに奥に続く

途中には岩をくり抜いた隧道、自然を残した演出が素晴らしい

20人は浸かれる大きな露天風呂、コンクリート柱をで巻きはそのままの岩壁

豪華とは違うが、至る所が絵になる演出

残念なのは河川側は対岸からの目隠しがあり景色は楽しめません

新明館黒川温泉の中心に位置しており折角なので温泉街を散歩

宿の前が車1台がやっと通行できる川端通り

宿土産物屋が並び懐かしい感じ

10月~4月までは今年で10周年になる竹灯りのライトアップ『湯あかり』を開催

球体状「掬灯篭」約300個と、筒状「筒灯篭」(高さ2㍍)を田の原川に配置

すごい幻想的な光景なのにコロナの影響なのでしょうが観光客が少なく気の毒になります

新明館から湯あかり会場の1つである丸鈴橋までは徒歩2~3分の好立地

ただ1月の夕方に浴衣で散歩は寒い

庭の囲炉裏で体を温めますが・・・寒い

夕食まで時間がないが岩戸風呂

夕食は対岸の囲炉裏のある食事処で頂きます

前菜山の幸を中心にきれいに盛り付け

囲炉裏があるのでメインは網焼き

白飯の上にのっけ丼

食事は品数も多く満足、給仕を頂いた方が愛想よく声掛けて頂いたのが好印象

食後は宿の名物『洞窟風呂』

宿の手前まで湯あかり鞠灯篭が設置されてます。

洞窟内は湯気が立ち込めて幻想的な光景、脱衣所も洞窟の中に

内部は道が分かれ、二つの穴に湯舟を設置

三代目館主が自らノミを持ち三年半の歳月をかけて完成させたそうです

洞窟風呂はかなり期待してましたが

オイラは数カ所の洞窟風呂を経験しており感動までは・・・

洞窟内はサウナー状態なのでしっかり体を温めて散歩へ

湯あかりは22時まで点灯

暗い時の方が掬灯篭筒灯篭が浮き上がり印象に残る景色

10日(月)

7.山の宿 新明館@黒川温泉(熊本県小国町)

さっそく朝風呂貸切風呂 『かじかの湯』

切り石湯船、サイズは1~2用

朝食母屋の広間で頂きます。

続いて男女入れ替わった内風呂 檜風呂

浴槽は4~5人が浸かれるサイズ、泉温熱め

これにて黒川温泉の2泊が終了

初めて宿泊した黒川温泉は黒く塗装された木材をふんだんに使用された宿々

山間の自然を残した景色との調和が印象に残る再訪したい温泉郷

今回もスーパーで購入した五木食品の昭和35年発売のアベックラーメン

フタバの大正初期から続くふりかけの御飯の友

最近は熊本に来ると毎回購入

其の3に続く



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