ちょっといい入浴

温泉の★はオイラの浴感のみの印象(価格や施設や雰囲気は除外)
食事の★はオイラの量、味、コスパ感の複合の印象

元湯 雄山閣@秋田男鹿温泉郷(秋田県男鹿市)★★★★★ 其の2

2019-03-09 14:35:07 | 日本秘湯を攻める会

1月12日(土)

三方を海に囲まれた男鹿半島

本日のお宿は

元湯 雄山閣@秋田男鹿温泉郷(秋田県男鹿市)

場    所 : 男鹿市北浦湯本字草木原52

T  E  L:0185-33-3121

日帰入浴時間 :11:00~15:00

日帰入浴料金 :¥700

泉     質: ナトリウム塩化物泉 

この枠は食事編、夕食は部屋食でした

前菜サザエ焼き串 塩辛 ほっきサラダ いくらと山芋など、時間が経ちすぎて忘れた

海の幸がメインですね。

小鉢トロトロ若布、菊(もってのほか)、海老酢の物

漬物はいぶりがっこ

造りは タイ 甘エビ、タコ、スズキ

やはり新鮮で美味しいですね

焼き物豚肉の陶板焼き

焼物ハタハタ黒豆の煮豆、ここだけ正月が残ってました

ハタハタ鳥取県から秋田県沖の主に日本海を回遊魚、能登半島以西にはまとまった産卵場がないそうな

秋田県で雷の鳴る11月ごろに獲れるのでカミナリウオの別名もあり漢字だと『』と書きます。

40年代までは秋田県で大量に水揚げ、最近は漁獲量が少なく高級に

ただ、オイラはあんまり好きでないので興味はないが

しかも2匹とも雄でした

椀物はジャガイモを擦りおろして作った あんぷら餅  の雑煮

男鹿ではジャガイモの事を『あんぷら』と言うそうです。

これ旨いです

ジャガイモとは思えない粘りのある餅、雑煮も出汁がいい仕事してます

蒸物茶碗蒸し

ハタハタが今度はから揚げ

揚げた方が生臭くなくてオイラにはいい

夕食の印象はボリューム感がないです

東北ってオイラの印象では濃くて辛い味付けのイメージですが

ここは出汁の旨味がしっかりしており味付けは好み

1月13日(日)

朝食は大広間で頂きます。

ずらーと並んだ朝食が準備されたテーブルは圧巻

朝食で目を引くのはハタハタの煮つけ、

旨く煮てありこれは美味しい

他にはアカモクという海藻のぎばさって秋田の郷土料理もご提供

朝食会場の障子がカラフルで印象に残ります。

初日はハタハタがメインでおいらの印象では・・・・

2日目の夕食も部屋食

前菜北寄貝の山椒和え 鱈子旨煮 鰊(にしん)切り込み 鮟鱇共和え とちの実竹皮包み

白ヒロッコとなまこ酢なまこは久しぶりス

ウマウマでした

 造り黒鯛、マグロ、イカ、甘えび

焼物サーモン幽庵焼き

煮物鯛かぶと煮

蒸物豚肉セイロ蒸し

オイラの印象ですが、かぶと煮ってアラは・・・鮭は朝のイメージ・・・結構な宿泊料金なのですが

1月14日(月)

3日目の朝食はロビー横のお食事処で

魚は鰊の1/4身、ポテトサラダ、レンコンの酢漬けなど

陶板の中はハムエッグ

ボリュームを期待する人には少し物足らないかも

魚の好きな人には良いのでしょうな

このお宿の印象はやはり温泉、部屋も広めでゆっくり出来ます。

次回はハタハタのない時期に訪問したいです

 

 

 

 


元湯 雄山閣@秋田男鹿温泉郷(秋田県男鹿市) ★★★★★ 其の1

2019-03-09 14:19:34 | 日本秘湯を攻める会

1月12日(土)

東北の秋田県にある男鹿半島北部の温泉郷、

現在8軒の旅館・ホテルと国民宿舎や飲食店が立ち並び温泉街

三方を海に囲まれた男鹿半島、因みに「おじか」ではありません。『おが』です

宮城県にあるのは「牡鹿半島」おしか』です

本日のお宿は温泉街の一番高台にあるお宿

元湯 雄山閣@秋田男鹿温泉郷(秋田県男鹿市)

場    所 : 男鹿市北浦湯本字草木原52

T  E  L:0185-33-3121

日帰入浴時間 :11:00~15:00

日帰入浴料金 :¥700

泉     質: ナトリウム塩化物泉 

秘湯を守る会の会員のお宿、確か以前訪問した時は違ったような

超高級って感じではなく、落ち着いた日本旅館のイメージ

正面にはナマハゲが飾られてます。年末にはお宿にもナマハゲが来たそうです

ロビーにはソファーが、故郷の近所の寺関係が映ってたのには驚き

風呂は建物の奥、斜面に建っているので階段を2階分ほど下ります。

エレベーターはありません

風呂の詳細は以前の記事にて

今回のお部屋は2階、正面玄関の上『うぐいす』

9畳+6畳の部屋、障子で仕切れることも

リフォームされており、設備は至って快適

窓から日本海寒風山の眺めが美しい

駐車場の上なので愛車も確認可能

タバコもOK、よくここの縁側で滞在中ボーとしてました

さらに、このお部屋は朝日が正面に昇ります

施設内には江戸時代の紀行家、『菅江真澄』の資料を展示した部屋があります。

三河出身で東北を旅した人のようです。

『菅江真澄遊覧記』と総称される旅日記や、随筆や秋田藩の地誌などを著

ここの宿は部屋が広く快適、それに素晴らしいのはお風呂

内湯、露天ともに浴槽が1か所のみですが、泉質が素晴らしい

成分が濃いそうで析出物でバームクーヘンになったパイプを飾ってました

次枠は食事編