もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

「まあ いいか」ではすまない郵政民営化 行き着く先は国民だ

2009-04-20 21:06:27 | Weblog
 3月末、東京のT大学から手紙を郵送したという連絡があった。
 ところが十日目になっても届かないので、T大学に電話で確認したが間違いなく投函したと言う。
 それでは郵便局でトラブル発生か?と思っていたら届いた。
 
 配達人に訊いても「わたしは臨時職員ですから分かりません。」と応える。
 まあ届いたことだし、なんとか間に合ったからいいか。と思ったが、待てよもし大事なことで間に合わないことが起きていたら「まあ、いいか。」ではすまない。

 そこで直接担当した槻木郵便局長に面会を求めた。
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 しばらく待たされて、中年前半と思われる局長が出てきて応接室に通され、遅れた理由を調べてくれるように申し入れた。

 ところが、配達は壁一枚隔てた別会社の“郵便事業会社”だと言う。
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 ああ、そうか郵政民営化で集配事業がばらならになっていたんだ。
 そういえば、民営化前にはなかったような問題が何度かあって、申し入れをしたこともあった。
 
 今回もその内の一つ(解決してもらえない)になるのだろうが、局長には郵政民営化の問題があってこんな遅配や誤配などの問題が多発しているのではないのかと投げかけた。
 局長は素直に認め「私たちも困っているのが本音です。局長会議でも問題は出されているのですが・・・」と言いながら、隣の郵便事業会社へ案内した。

 なんだか責任逃れのような感じがしたが、民営化の組織上仕方がないのだろう。
 ところが所長は配達に出ていた留守。
 ベテラン職員が対応。

 遅れた理由として考えられるのは
 ○投函したつもりが、されていなかった。
 ○他の郵便物とぺたっとくっついていたため発見が遅れた。
 ○ミスで違う地域へ行った。
 ○誤配で、そのままになってしまった。
 ○住所の番地などの違いがあると、送り元へ返すことになっている。
 ということで、簡単に特定できないと自分たちの責任ではないと言わんばかり。

 おれは配達職員の責任を問いに来たのではない。組織の問題、民営化の問題として捉えているのだけど、上級の会社は隣の大河原町にあるからという。
 こやって上へ上へとたどって行くと国土交通所にたどり着き、郵便局をたどって行くと総務省にたどり着くという。

 責任のたどり着く先は、あの郵政民営化に狂った小泉純一郎を選んだ国民に。
 
 ※写真を貼り付けられたけれど、昨日までの問題が解決したわけではない。