花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

小哨吶草

2008年04月29日 23時45分55秒 | 春夏の花
先のカテンソウの隣にも咲いていた、貴船のコチャルメルソウの花。
ちゃるめる草の小さい版のがコチャルメル草。
チャルメルは、ラーメン屋台のチャルメラといっても今時通じないこともありそうだが、要するにこの花を横から見たらラッパ形になっているという意味だ。


ということであるらしいがイマイチ自信がない形。
これも花の大きさとしては直径2mmほどの、地味というよりゴミのような花。


手ブレか風ブレしてしまったが、3本が絡まっているところを引き目に。
一応この細い枝分かれしたようなピラピラが、ピンクの花びらなのだろうか。
花としての説得力に欠けること甚だしい。

この花のことは、去年カテンソウを調べる時に名前から目に入って、次の機会には撮りたいと思っていた。
種類で小ちゃるめる、ちゃるめる、大ちゃるめる等あるらしい。
1枚目と2,3枚目のは違う気もするし、違うというほど違わない気もする。正直どちらでも気にならない。


これは花の終わったあと実になるものだろうか。
絶句。

こういうワケのわからない系の植物は、ちょっと競争の厳しい環境では真っ先に淘汰されてしまう系でもあるが、そういうのが元気なのが湿った山の楽しい景色である。


花点草 2

2008年04月29日 21時23分02秒 | 春夏の花
去年のと同じ、貴船のカテンソウ。

今回はマクロで、一本にたくさんの花がついたのを蕾~開きかけ~開ききったのまで含めて撮ったので全然印象が違う。


去年のと同じような花ひとつので開いたものがあれば撮りたかったが、ずいぶん探したが見つからなかった。

この写真が原寸大ならもやし5本といった風情だろうが、開いても2,3mmの花なので写真栄えのする花を探すのはパソコン画面を見るより目が疲れる。
まぁそういうのも楽しくなくはない。