花鳥虫風月

α9とX100Vで、主に京都の花鳥写真で綴る重め写真ブログ。

躑躅 4

2008年04月23日 21時30分13秒 | 春夏の花
昨日の続きで、ツツジ+αの写真。
まずナミアゲハ。
早い時期のアゲハはツツジの蜜を吸っている時以外ほとんど油断がないので、逆に言えばこういう写真は撮りやすい。
しかしまだまだ絶対数が少ないので、無いものは撮れないしチャンスは多くない。
この蝶も、もうちょっと構図を考える時間までは呉れなかった。


八重桜とツツジ。
この写真を撮る時だけ日が陰ったが、色的にはしっとりして良かった。
真中右の緑部分のボケが荒れてるのが残念だが、いかにも4月下旬的な絵が気に入った一葉。


シャガとツツジ。
紅白に濃い緑で微妙なイタリアカラー。
アヤメの類は終わった花がいつまでも引っ付いているのに後から気付いてガッカリする写真になることが多く、これもその例に漏れない。
頑張って消そうかとも思ったが、まぁこれも自然の表現だろう。
原色を含まない派手さが良い侘びを醸している一葉。


手前のぼやけた緑と赤、水面の赤がツツジ。水面の黄色はヤマブキ。
そして、にょろりと勢いのないカキツバタ。
ずいぶん早くに、この一輪とその奥にももう一輪だけ咲いていた。
日当たりはむしろ悪い箇所なのだが、その分池の鯉がたゆたっていて土の栄養が豊富なのだろうか。
イチハツもまだ咲いていないので(むしろこちらを期待していた)少々奇異な感じはしたが、普通にも再来週半ばには咲きそろうくらいのタイミングであろうから、まぁこんなもんだろう。