DPP-4阻害剤はいろいろな種類のDipeptidyl peptidaseを阻害します。
アログリプチンが一番DPP-4を選択性に阻害し、DPP-8、9は阻害しない。
シタグリプチンはそれらも阻害し、ビルダグリプチンはシタグリプチン以上にDPP-8、9を阻害するということです。
いっぽうビルダグリプチンは血漿DPP-4阻害の活性を90%阻害し、血中GLP-1濃度を高度に保つ。
シタグリプチンではプラセボに対して血中活性GLP-1濃度を2.5倍にする。またDPP-4阻害率は80%以上のこと。
おまけで。。。ビルダグリプチンは加水分解により代謝され、シタグリプチンとアログリプチンは80%が未変化体のまま排泄される(=腎機能悪化例にシタグリプチンとアログリプチンは使いにくい?)。
うううううむ。あまり直接比べられないです。でもちろんGLP-1活性率やDPP-4の阻害が選択的であるというのと、実臨床上での血糖降下作用はイコールではない。
なかなか理屈通りにいかないってとこですね。
自検例で一番血糖降下作用が(僅かですが)強いのはビルダグリプチン。
なにがどこでどう作用しているかというのはクリアには分かっていません。
とりあえず効いて低血糖がないのが一番です。
面白い文献として一つ上げておきます。
Mechanism of action of inhibitors of dipeptidyl-peptidase-4
血糖が下がりすぎるとビルダグリプチンはグルカゴンを分泌するというデータ。
効果が出てきて血糖が下がってきた時に、なんとなくシタグリプチンよりビルダグリプチンの方が低血糖が少ない印象があった(というかビルダグリプチン使用時にHbA1cが5.5%くらいになっても低血糖の報告がないのが不思議だったんです)のでナルホドねと思いました。なかなかmécaniqueな薬剤のようです。
各社とも優秀な研究者がおられるのだなあと思います。軍師だな軍師。
とは云え、まだ混沌とした三剤の使い分け。
私的にはシタグリプチンとビルダグリプチンの使い分けは出来ています。それぞれの利点があり、もうちょっとデータを蓄積するか、先日投稿したペーパーが査読クリアすれば公開したいと思います。
いずれにせよ基礎データも当然大切ですが、臨床からのフィードバックがこれらのポジションを決めることになるでしょう。
DPP-4阻害薬関係で昨日講演するのに(講演会前に10円玉ハゲが後頭部に出来たので、絶対ストレス!札幌糖尿病学会のあとDPP-4阻害剤関係講演会で発表4回、リラグルチド勉強会1回のパワポとデータ整理のための寝不足でつよ。)なんとかならんかなぁと思って美容院行ったら、何故かこういう髪型にされました。
誰が三宅伸にしろと言った!(笑)
まあいいんですけど、彼のことは好きですから。
ついでですが先日の福井記念競輪G3決勝の村上義弘選手は素晴らしかったですね。
仲良しの市田選手とは別線でしたが、既に村上選手はダービー優勝していてグランプリの出場権は得ている。しかも賞金は断然トップ。
ならここは市田のアシストに回るだろうと思い車券の考えを巡らせました。
ワッキーは間違いなく先行する。早めでも。巻くってくるのは金子-ヤマコーラインか堤-田中ライン。金子絶好調だし田中も悪くない。
でも村上選手がアシストに回るとしても彼は流石ですから2着か3着には食い込んでくる筈。
あとはいつのまには上位に食い込んでくるヤマコー選手が要注意。
ということで市田選手を1着固定。村上選手、ヤマコー選手を2、3着固定。金子選手、田中選手、調子の上がってきている堤洋選手を3着固定で久しぶりに三連単投票。買い目多いですね(^^;
展開はその通りに。絶好調ワッキーにさすがの金子選手も踏み負け。中団に入った村上選手は捲り追い込みと見せかけて田中選手をブロック。トム君と村上選手番手の紺野選手はついてゆけず。
結果、市田選手-ヤマコー選手-村上選手の5-9-2=5,840円でした。配当は高くなかったですが読み通りになって久しぶりの三連単もとれてチョット幸せでした。
村上選手、仕事しますねえ。変幻自在。市田選手とグランプリに一緒に行きたいでしょうから。
山崎選手も平原選手も浅井選手も好きですが、やっぱり今期は深谷選手と村上選手が気になります。
アログリプチンが一番DPP-4を選択性に阻害し、DPP-8、9は阻害しない。
シタグリプチンはそれらも阻害し、ビルダグリプチンはシタグリプチン以上にDPP-8、9を阻害するということです。
いっぽうビルダグリプチンは血漿DPP-4阻害の活性を90%阻害し、血中GLP-1濃度を高度に保つ。
シタグリプチンではプラセボに対して血中活性GLP-1濃度を2.5倍にする。またDPP-4阻害率は80%以上のこと。
おまけで。。。ビルダグリプチンは加水分解により代謝され、シタグリプチンとアログリプチンは80%が未変化体のまま排泄される(=腎機能悪化例にシタグリプチンとアログリプチンは使いにくい?)。
うううううむ。あまり直接比べられないです。でもちろんGLP-1活性率やDPP-4の阻害が選択的であるというのと、実臨床上での血糖降下作用はイコールではない。
なかなか理屈通りにいかないってとこですね。
自検例で一番血糖降下作用が(僅かですが)強いのはビルダグリプチン。
なにがどこでどう作用しているかというのはクリアには分かっていません。
とりあえず効いて低血糖がないのが一番です。
面白い文献として一つ上げておきます。
Mechanism of action of inhibitors of dipeptidyl-peptidase-4
血糖が下がりすぎるとビルダグリプチンはグルカゴンを分泌するというデータ。
効果が出てきて血糖が下がってきた時に、なんとなくシタグリプチンよりビルダグリプチンの方が低血糖が少ない印象があった(というかビルダグリプチン使用時にHbA1cが5.5%くらいになっても低血糖の報告がないのが不思議だったんです)のでナルホドねと思いました。なかなかmécaniqueな薬剤のようです。
各社とも優秀な研究者がおられるのだなあと思います。軍師だな軍師。
とは云え、まだ混沌とした三剤の使い分け。
私的にはシタグリプチンとビルダグリプチンの使い分けは出来ています。それぞれの利点があり、もうちょっとデータを蓄積するか、先日投稿したペーパーが査読クリアすれば公開したいと思います。
いずれにせよ基礎データも当然大切ですが、臨床からのフィードバックがこれらのポジションを決めることになるでしょう。
DPP-4阻害薬関係で昨日講演するのに(講演会前に10円玉ハゲが後頭部に出来たので、絶対ストレス!札幌糖尿病学会のあとDPP-4阻害剤関係講演会で発表4回、リラグルチド勉強会1回のパワポとデータ整理のための寝不足でつよ。)なんとかならんかなぁと思って美容院行ったら、何故かこういう髪型にされました。
誰が三宅伸にしろと言った!(笑)
まあいいんですけど、彼のことは好きですから。
ついでですが先日の福井記念競輪G3決勝の村上義弘選手は素晴らしかったですね。
仲良しの市田選手とは別線でしたが、既に村上選手はダービー優勝していてグランプリの出場権は得ている。しかも賞金は断然トップ。
ならここは市田のアシストに回るだろうと思い車券の考えを巡らせました。
ワッキーは間違いなく先行する。早めでも。巻くってくるのは金子-ヤマコーラインか堤-田中ライン。金子絶好調だし田中も悪くない。
でも村上選手がアシストに回るとしても彼は流石ですから2着か3着には食い込んでくる筈。
あとはいつのまには上位に食い込んでくるヤマコー選手が要注意。
ということで市田選手を1着固定。村上選手、ヤマコー選手を2、3着固定。金子選手、田中選手、調子の上がってきている堤洋選手を3着固定で久しぶりに三連単投票。買い目多いですね(^^;
展開はその通りに。絶好調ワッキーにさすがの金子選手も踏み負け。中団に入った村上選手は捲り追い込みと見せかけて田中選手をブロック。トム君と村上選手番手の紺野選手はついてゆけず。
結果、市田選手-ヤマコー選手-村上選手の5-9-2=5,840円でした。配当は高くなかったですが読み通りになって久しぶりの三連単もとれてチョット幸せでした。
村上選手、仕事しますねえ。変幻自在。市田選手とグランプリに一緒に行きたいでしょうから。
山崎選手も平原選手も浅井選手も好きですが、やっぱり今期は深谷選手と村上選手が気になります。