silly ski squadronスキー雑記

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突撃我ニ続ケ!!

第55回日本糖尿病学会年次学術集会

2012年05月19日 01時34分02秒 | スキー・自転車・糖尿・メタボリック
横浜まで行って口演発表してきました。今回は史上最高の演題数だったらしく4分の1がインクレチン製剤関係だったとか。まあ当然と言えば当然かなと思います。近年これほどdrasticな薬剤は珍しいですから。drastic。。。本来の意味とは違いますがまあいいや。
そんな中、オーラルで選んで頂いただけでもラッキーと言えます。
発表は数あるDPP-4阻害薬のセッションのひとつ。他の先生方の発表データも興味あるものでした。
お訊きしたいことはたくさんあるので、いつもごとくフロア質問二回もしてすみません(^^;。折角の機会なので色々確認したいことがあります。それがまた臨床の場にも生きてくる。
ほんとはもう一回したかったんですが下記の理由で時間も押していたので控えました。


苦情をひとつばかり。
何と私たちのセッションのN座長が5分も遅刻!!(座長はセッションの20分前にはスタンバイするようにと明記されています)
口演発表者は一人7分、ディスカッションは3分と厳しく決められています。『時間厳守でお願いします』と。
そのために発表者は数ヶ月前からデータを整理し検討を加え、7分で終わるようパワーポイントのバランスを調整しその日に臨むわけです。
それなのにN座長は5分も遅れ(学会のセッション開始自体が5分遅れることの重大さは発表されたことのある方ならお分かりだと思います)その後の進行も要領を得ない。
座長というのは単なる進行役ではありません。フロアから質問がない場合は一番焦点になるであろうポイントを探り発表者に訊ね、セッション自体のまとめをしなければいけません。
今回で言えば、シタグリプチンの効果や副作用、どのような症例に有効で、どのように使うのがベストか、というようなところが一番知りたいわけですから自分の担当する6演題の発表結果を把握し、ある一定の見解をまとめるべきです。
ボヤキ漫才みたいな座長は要らん!声も小さいし質問の意図も分かりにくく本質にも迫っていない。発表者の苦労を踏みにじり、日本各地から時間を割いて学会に参加されている先生方に対しても失礼です。このような座長は退席して頂きたいと切に思います。
自分が遅れて、セッション自体もオーバーして、、、次のセッションの方々にも誠に迷惑です。
おまけにそのせいで私は今年から始まった『教育講演』の時間に間に合わず、次の教育講演を聞かざるを得ない羽目になり、帰りの新幹線の時間にギリギリ。
少し酷いと思うので学会事務局にメールで報告だけはしておこうかなと思います。

とは言え学会自体は非常に盛況で良かったと思います。
今回も発表内容はシタグリプチンのPleiotropic effectが豊富に含まれているのでなかなか面白く(手前味噌)近いうちにまとめてペーパーにしたいと思います。
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