silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

夏のサイクリングと脱水

2010年07月23日 00時44分26秒 | スキーオフトレ
照り返しの強いアスファルト上で自転車に長時間乗っていると熱射病まっしぐらな気がして、なかなか14時とかに外出する気が起きません。
で実際、環境省はWBGT(Wet Bulb Globe Temperature:湿球黒球温度)言う指数を発表して、これが高いときには運動の中止を勧告しています。
ご興味のある方はこちらへどうぞ。
ここ一週間の近畿地方の熱中症患者速報をみると京都市が他を圧倒しています(2010年7月22日22時現在)。
WBGT温度28~31度(参考気温31℃~35℃)で厳重注意、WBGT温度31度以上(参考気温35℃以上)で運動は原則中止となっています。
ちなみに明日(2010年7月23日)はWBGT31度以上が近畿では三重、滋賀、奈良に出ています。
今日も暑かったです。
仕事後、少々午睡して夜のローラー台の代わりにピストで走り出します。時間は17時前。
まだまだ明るいですが少しは暑気も減少しているので、市内から市原ローソン→VIGORE→河原町丸太町へと約24kmの距離をのんびりと。
山の方へ向かうと若干気温も下がりますし木陰は快適です。しかしながら土道ほどの気持ちよさはありません。
京都産業大学前の坂で一汗かかされ、市原ローソンで休憩。時間も遅いのでVIGOREに寄り道してから帰りました。
二時間ほどですが、これでも恐らく体重の3~4%の水分は失われているのでしょう。途中で水分補給をしつつですから正確なところは分かりません。ちなみに体重の3%以上の水分が奪われると極端にパフォーマンスは低下します。
行く前と帰ってきてからの体重を測って、摂取した水分を測っていれば分かるでしょうがめんどくさい(笑)。
さて汗には塩化ナトリウム、尿素、乳酸などが含まれていますが自転車等でいっきに大量に汗をかくと塩化ナトリウムの再吸収が追いつかなくなり、血液の浸透圧と同じ0.9%に近づいてきます。
汗をかいたら水分と塩も摂れというのは、それだからなのですね。
とは言え、やはり水分の喪失の方が多いので、ほっておくといわゆるナトリウム濃度の高い“高張性脱水”となります。
(しかしながら身体全体のナトリウムは欠乏しています)
浸透圧は上昇し、細胞内脱水がおこります(人間の身体の水分の2/3は細胞内、残りは細胞外液)。
それゆえ血圧が下がりたちくらみが認められたり、易疲労感が認められるのはご経験のあるところでしょう。
なおたくさん水分を摂っていても、それが追いつかないと尿量の減少が認められ糸球体濾過量が減り、老廃物を排泄することが出来なくなり腎機能障害を起こすことがあります。
運動時に尿が出ない、または出ても少量で非常に濃い尿が少量の時は水分を早く補給すべきです。
などと書いてきましたが、正直ここを読んでおられる方は先刻承知の方ばかりでしょう(笑)。
スキー技術論と同様に、初心に立ち返って書いてみることにしました。


サテ河原町丸太町に帰ってきてmia嬢と落ち逢い、夕食はタイキッチンパクチーへ。オススメ!
大汗の後、今度はタイ料理で大汗。辛さプラス甘さ抜群のタイ式アイスコーヒーが良く合います。
やたら汗をかいた日ではありました。
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