スキーをずらす話

7月2日のゴディーユのイラストに似ていますが、これは一層明確に立ち上がり→抜重、沈み込み→荷重がよく描かれています。
主眼はストックワークの話なんですが、これを見るといかに沈み込み荷重時にしっかりと外向傾を作りスキーを押し→ずらし→止める、かが重要なのかがイメージとして分かります。

昨今カービングスキーを用いて、すぐに「ずれない」ターンを練習する傾向にありますが、この「ずらした」滑りが出来ないと真っ平らに整地されたゲレンデでしか滑れないことになります。

しかし言うは易し、行うは難し…初級者から中級者の大きな壁がここに隠されています。
それはまた明日にでも。