無花果を採る人もなき畑道
クワ科の落葉小高木。
西南アジア原産。
花が見当たらないまま結実すると考えられ、「無花果」と書くようになった。
ただし、花がないのではなく、果実の内部にある。
実として食べられているのは花嚢(かのう)といわれる部分で、小さな花が集まったものである。
生食のほか砂糖煮やジャムにしたりする。
畑道の脇に無花果が生っていた。
だが、誰も採る人はいなかった。
ほんたうはアダム食みしは無花果と