川岸にけふも釣り人赤のまま
タデ科の犬蓼の花のこと。
粒状の紅色の花を赤飯になぞらえてこの名がある。
夏から秋にかけて赤い小花を枝先に群がりつけると歳時記にはあるが、地球温暖化のせいか、最近は九月末から十月上旬に赤く色づく。
「犬蓼」という名は、蓼に似ているが用をなさないことに由来する。
夏には川に釣人が何人かいたが、晩秋になった今日もまだ少ないが釣り人がいた。
その川堤には赤のまんまが群生していた。
赤まんま五分の魂今もあり