春泥を歩かねば明日見えてこず
春のぬかるみのことをいう。
春雨に限らず、凍解け、雪解けなどによって、道路、畑道など人の通る道に生じる。
都会では舗装道路が増え、泥の道を行き悩む光景はほとんど見られないが、少し外れた郊外ではまだ見られる所が残っている。
用水沿いを歩いていると、細い道が昨日の雨で春泥と化していた。
ここを歩かなければ明日は見えてこないと思った。
足取られゐても好きなり春の泥