野葡萄に触るることなく見つめけり
ブドウ科の蔓性落葉低木。
山野の雑木林などに自生する。
夏、淡黄緑色の小さな五弁花をつけたあと、球形の液果を結ぶ。
秋に熟すと、白、青緑、紫など混交した房となり美しいが、食べられない。
「蛇葡萄」の名は、蛇が食べるようなという意味。
歩いていると道端に野葡萄が生っていた。
手に触れることはなく、その不思議な美しい実を見つめていた。
野葡萄や農夫は後期高齢者