俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

紫式部

2022-10-27 | 俳句・秋・植物

 

 

用水に沿うて歩けば実むらさき

 

 

 

 

 

 

クマツヅラ科の落葉低木。

暖地の山野に自生する。

 

 

 

 

 

 

高さ2メートル内外。

六~七月頃、葉腋に淡紅紫色の小花を多数つけ、十~十一月頃、球形の紫色の液果を数多く結ぶ。

 

 

 

 

 

 

紫色が際立って美しいので、そのゆかりから『源氏物語』の作者紫式部の名を冠したものと思われる。

「実紫」ともいう。

類似の別種に「小紫」「藪紫」などがある。

 

 

 

 

 

 

野火止用水に沿って歩いていると、紫式部の実が生っていた。

ここは何回も歩いているのに、今回初めて気がついた。

ずっと見たいと思っていた紫式部であった。

 

 

 

 

 

暗き森後ろにむらさき式部の実

 

 

 

コメント (2)
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