goo blog サービス終了のお知らせ 

俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

芒種

2025-06-05 | 俳句・夏・時候

 

 

雲一つなき芒種なり歩かむか

 

 

 

 

 

 

二十四節季の一つで、陽暦六月六日頃に当たる。

今年は六月五日。

 

 

 

 

 

 

芒(のぎ)のある穀物、すなわち稲を植えることをいう。

 

 

 

 

 

 

この頃から田植が始まり、天候は梅雨めいてくる。

 

 

 

 

 

 

芒種の日、雲一つなく晴れ渡った。

この時期、めったにない晴間なので、外へ出て歩こうかと思った。

 

 

 

 

 

長椅子に風を受くるも芒種かな

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立夏

2025-05-05 | 俳句・夏・時候

 

 

菜園を見つつ歩ける立夏かな

 

 

 

 

 

 

二十四節季の一つで、太陽の黄経が四五度の時。

陽暦五月五日頃にあたる。

 

 

 

 

 

 

日本列島は南北に細長いため、地域により夏の到来を実感する時期に大きな隔たりがある。

 

 

 

 

 

 

しかし、暦の上ではこの日から夏が始まるため、活気に満ちた季節の到来を感じさせる。

 

 

 

 

 

 

立夏の今日、菜園には晴れたもとに数人の人が畑作業をしていた。

それを見ながら周りを歩いた。

 

 

 

 

 

夏に入る森の木洩れ日拾ひつつ

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

立秋

2024-08-07 | 俳句・夏・時候

 

 

白雲の多く浮かべり今朝の秋

 

 

 

 

 

 

二十四節気の一つで、八月七日頃に当たる。

 

 

 

 

 

 

暦の上ではこの日から秋に入るが、実際にはまだ暑さが厳しい。

 

 

 

 

 

 

しかし朝夕などは、ふとしたときに秋の気配を感じることがある。

 

 

 

 

 

 

立秋の朝となった。

外に出ると、空には白雲が多く浮かんでいた。

 

 

 

 

 

立秋や野暮用一つバスに乗り

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋近し

2024-08-06 | 俳句・夏・時候

 

 

雲間より覗く青空秋近し

 

 

 

 

 

 

秋も間近ということ。

 

 

 

 

 

 

夏も終わりに近づくと、どことなく秋に近いことを感じる。

 

 

 

 

 

 

酷暑にあえいだ後だけに、秋を待つ心持はひとしおである。

 

 

 

 

 

 

曇っていたが、雲が割れてそこから青空が覗いた。

秋が近いことを感じた。

 

 

 

 

 

広き畑農夫ひとりや秋隣

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明

2024-07-18 | 俳句・夏・時候

 

 

梅雨明や対岸歩く人のゐて

 

 

 

 

 

 

梅雨が明けることをいう。

梅雨あがる、梅雨の後ともいう。

 

 

 

 

 

 

暦の上では入梅から三十日後とされるが、実際には地域やその年の状況によって異なる。

平年は、七月下旬までに全国で梅雨が明ける。

 

 

 

 

 

 

雷鳴が轟くと梅雨が明けるともいわれる。

 

 

 

 

 

 

関東甲信と東海は今日梅雨が明けたと気象庁から発表があった。

気温も36度となり、川堤を歩く人はほとんどいなかったが、対岸を歩く人が一人いた。

 

 

 

 

 

冷麺にのするベーコン梅雨明けぬ

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする