俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

梅雨明

2024-07-18 | 俳句・夏・時候

 

 

梅雨明や対岸歩く人のゐて

 

 

 

 

 

 

梅雨が明けることをいう。

梅雨あがる、梅雨の後ともいう。

 

 

 

 

 

 

暦の上では入梅から三十日後とされるが、実際には地域やその年の状況によって異なる。

平年は、七月下旬までに全国で梅雨が明ける。

 

 

 

 

 

 

雷鳴が轟くと梅雨が明けるともいわれる。

 

 

 

 

 

 

関東甲信と東海は今日梅雨が明けたと気象庁から発表があった。

気温も36度となり、川堤を歩く人はほとんどいなかったが、対岸を歩く人が一人いた。

 

 

 

 

 

冷麺にのするベーコン梅雨明けぬ

 

 

 

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夏至

2024-06-21 | 俳句・夏・時候

 

 

雲間より夏至の夕日の輝けり

 

 

 

 

 

 

二十四節気の一つで、太陽の黄経が九〇度に達したときをいう。

 

 

 

 

 

 

陽暦六月二十一日頃にあたり、北半球では一年の内で昼間が最も長い。

 

 

 

 

 

 

梅雨の時期でもあり、昼の長さは実感しづらいが、夏至を過ぎると暑さが日々つのっていく。

 

 

 

 

 

 

今日は関東甲信地方が梅雨に入った。

朝から雨が降り続いたが、夕方に雨が上がったので散策に出た。

すると、雲間から夏至の夕日が茜色の輝きを放った。

 

 

 

 

 

日没後も明るかりけり夏至の空

 

 

 

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麦の秋

2024-06-01 | 俳句・夏・時候

 

 

牛乳に垂らすリキュール麦の秋

 

 

 

 

 

 

五月下旬から六月にかけて、麦が黄熟し刈り入れ時となる頃をいう。

 

 

 

 

 

 

オオムギ、コムギ、ライムギ、ハダカムギ、エンバクなど、麦の種類によって、若干のずれがある。

 

 

 

 

 

 

米は秋に収穫するが、麦は夏が麦刈りの時である。

 

 

 

 

 

 

麦秋の頃は暑くなるので、冷たいものが飲みたくなる。

そこで、牛乳にリキュールを垂らして飲むと美味しかった。

 

 

 

 

 

麦秋やフルート校舎より聞え

 

 

 

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清和

2024-05-09 | 俳句・夏・時候

 

 

下校児と一時歩く清和かな

 

 

 

 

 

 

初夏の気候が清らかで穏やかなことをいう。

 

 

 

 

 

 

中国では陰暦四月朔日を清和節という。

 

 

 

 

 

 

古くは「和清の天」として詠まれている。

 

 

 

 

 

 

今日は久しぶりに晴れて、五月らしい気持ちのよい日となった。

歩いていて、一時下校児たちと一緒に歩くこととなった。

 

 

 

 

 

天清和橋の上にて深呼吸

 

 

 

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立夏

2024-05-05 | 俳句・夏・時候

 

 

川中に釣り人のゐる立夏かな

 

 

 

 

 

 

二十四節気の一つで、新暦五月五日頃にあたる。

 

 

 

 

 

 

夏の初めの日であり、立秋の前日までが暦の上の夏である。

 

 

 

 

 

 

すでに若葉のそよぎ、日の光、温度や風の動きなどに夏が来たことが実感される。

 

 

 

 

 

 

立夏の今日、早くも川中に釣り人がいて、釣りをしていた。

 

 

 

 

 

夏来る親子散歩の川堤

 

 

 

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