俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

春の土

2024-02-18 | 俳句・新年・地理

 

 

大胆な人の足跡春の土

 

 

 

 

 

 

春になって凍てがゆるんだ土をいう。

 

 

 

 

 

 

柔らかく黒々とした土には、ひとしお春の訪れを感じる。

 

 

 

 

 

 

雪と氷に閉ざされた地方で生まれた「土恋し」がもとになった比較的新しい季語である。

 

 

 

 

 

 

畑に大胆な人の足跡があった。

畑は柔らかく、踏めば足跡がくっきりとつく春の土であった。

 

 

 

 

 

飛び立ちし鳥の足跡春の土

 

 

 

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初景色・初詣

2019-01-01 | 俳句・新年・地理




幾度も見てきし畑や初景色




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元日に眺める瑞気に満ちた風景をいう。

特に有名な風光明媚なところでなくても、元日ともなると、

まるで新鮮に見える。







今までに何回も見てきた畑も、元日に見ると改まった淑気が

感じられる。







畑道を歩く人あり初景色







白猫の道横切りし初詣







「初詣」は、新年初めて神社仏閣にお参りすることをいう。

新しい一年の息災を祈願する。






暮方も人波絶えず初詣




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初景色

2018-01-01 | 俳句・新年・地理




雑木山の上は青空初景色



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元日に眺める瑞気に満ちた景色をいう。







雑木山が静かに横たわっていた。

その上は元日の青空があるばかりであった。






畑土の広がつてをり初景色



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