俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

黄金週間

2017-04-30 | 俳句・春・人事




黄金週間クルーズ船に風切つて



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四月下旬から五月上旬にかけて、祝日や休日の続く週間

をいう。







日本橋船着場から朝潮運河船着場まで、小一時間のクル

ーズを楽しんだ。







幾つかの橋を潜ると、ウオーターフロントには青空のもと多

くのビルが林立していた。




勝鬨橋



昭和15年完成の勝鬨橋は、昔は大型船が通るときは開閉

していたが、今は開くことはない。







ゴールデンウィークらしくよく晴れ、船も満席だった。

女性の説明を聞きながら船は運河を進んだ。

海風が心地よかった。






ゴールデンウイーク連絡橋を船に見て



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クローバー

2017-04-29 | 俳句・春・植物




クローバを摘む子とてなき原野かな



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マメ科の多年草。

ヨーロッパ原産。

日本には江戸時代に渡来し、各地で野生化している。







夏、花柄の頂に白色の蝶形花を球状につける。

しろつめくさともいう。

苜蓿(うまごやし)とは別種であるが、俳句では混用される

ことが多い。







クローバーの白い花が沢山咲いていた。

昔はクローバーの花を綴って首飾りを作ったりして遊んだが、

今ではそんなことをする子は一人もおらず、原っぱにはクロ

ーバーが咲いているだけであった。






母想ふしろつめくさを摘み取りて



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遠足

2017-04-28 | 俳句・春・人事




遠足の子が弁当を見せ合ひぬ



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主に学校の特別活動で、見学や運動、レクリエーションなど

を目的として、歩くことを主にして遠くへ行く日帰り活動のこ

と。







かつては、近郊の山や海へ徒歩で出かけることが多かった。







遠足の子供たちが芝生広場で弁当を広げていた。

その中には、弁当を見せ合っている子供もいた。






遠足の子の元気よくとはいかず



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楓の花

2017-04-27 | 俳句・春・植物




楓咲く耳にふたりの話し声



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カエデ科の落葉高木の総称。







秋に美しく紅葉する。







四月頃、新葉ととも暗紅色の小さな花を垂れてつける。







年配の男性が若い女性に楓の花について何か教えていた。

楓の花を見ていると、ふたりの話し声が耳に入ってきた。






  東京を
京人の今も江戸とふ花楓



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花水木

2017-04-26 | 俳句・春・植物




サイクリングロードの上や花水木



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ミズキ科の落葉小高木。

大正初期に、アメリカから日本に渡来したのでアメリカ山

法師ともいう。







四月末頃、葉の出る前に満開となる。

花色は白と紅がある。

山地や雑木林に自生する水木とは別種。







昭和記念公園には人が歩く道とは別に自転車専用道がある。

その自転車道の上に花水木が満開となっていた。






礼状を未だに書けず花水木



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