清明の畑の上なる空青し
二十四節季の一つで、陰暦三月の節。
春分から十五日目で、陽暦四月五日頃に当たる。
今年は四月四日。
清浄明潔を略したものといわれている。
その意味は、天地がすがすがしく明るい空気に満ちてくることをいう。
雨や曇りの日々が長く続いたが、今日は久々に晴れて清明の日らしくなった。
畑の上には青空が広がっていた。
清明や雑木の道のふかふかと
清明の畑の上なる空青し
二十四節季の一つで、陰暦三月の節。
春分から十五日目で、陽暦四月五日頃に当たる。
今年は四月四日。
清浄明潔を略したものといわれている。
その意味は、天地がすがすがしく明るい空気に満ちてくることをいう。
雨や曇りの日々が長く続いたが、今日は久々に晴れて清明の日らしくなった。
畑の上には青空が広がっていた。
清明や雑木の道のふかふかと
花冷や人まばらなる公園に
桜が咲き、春らしくなったと思っているところに、思いがけなく戻ってきた寒さをいう。
様々な花が咲き、のどかな時節であるが、天候が変わりやすく、その寒さは一段と身に応える。
花冷えはどこの地域でも起こるが、特に京都の花冷えが有名である。
体感温度五度という花冷えとなった。
公園に桜を見に行ったが、この冷え込みで人はまばらであった。
花冷の小雨となりぬ散策路
郊外の天空広き彼岸かな
春分の日を中日とする前後三日の七日間をいう。
仏教語の「到彼岸」からきていて、凡俗の生死流転の世界(此岸)から悟りの境地、涅槃(彼岸)に到るの意。
単に彼岸といえば春の彼岸をさす。
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、この頃から春らしい暖かさとなる。
郊外の墓地に墓参りに行った。
彼岸の青空は限りなく広がっていた。
何鳥の鳴くや彼岸の奥つ城に
昼月の高々とあり木の芽晴
春に木々が芽吹く頃の晴天をいう。
木の芽立ちは木の種類、寒暖の違いにより遅速がある。
庭や雑木林などの木々が明るい日差しの中に色鮮やかに芽生えるとき、確かな春の伊吹を感じる。
昼の半月が高々と昇っていた。
空は昨日までと打って変わって、木の芽晴となった。
久々に野を歩きけり木の芽晴
マイバッグに郵便物や寒戻る
立春後、ようやく暖かくなりかけたころにまた寒さが戻ってくることをいう。
「冴返る」の傍題で、同じような意味であるが、「寒」を思い出させるほどの寒さが感じられる。
再びの寒気によって身が引き締まる思いがする。
マイバッグにレターパックなどの郵便物を入れて、郵便局のポストへ歩いて行った。
寒が戻り、雨が霙となり、すぐに春の雪となった。
気温は四度だが、体感温度は二度であった。
寒戻る口一文字に結びゐて