俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

夏の空

2016-02-29 | 俳句・夏・天文




夏空の下なる半跏趺坐の仏



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今回のメインのアユタヤ遺跡を訪れた。

この遺跡は、14世紀から18世紀にかけて栄え

たアユタヤ王朝の王都であり、また、東西の

交易路として繁栄した。







菩提樹の根の中にある仏頭は有名である。







免税店やバスの中は冷房が効いていたので、外

に出た時は、気持ちのよい厚さだと思った。

アユタヤ遺跡の上の夏空は青く、絶好の日和で

あった。




ワット・プラシーサンペット(王様の寺院)


三塔の王墓聳えて夏の空



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朝曇

2016-02-28 | 俳句・夏・天文




連なりし歩道の市や朝曇



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朝は曇っているが、そのうち晴れてきて暑くな

るような空をいう。







バンコクの歩道では、早朝から日本でいう朝市

が立ち、そのまま屋台風に夜中まで営業してい

る。

狭い歩道に焼鳥のような串焼きの煙や揚げ物の

匂いがして、なかなか活気がある。

中には、歩道に椅子とテーブルを置いて食べさ

せているところもあった。

朝は、うっすらと曇っていたが、暑くなりそう

な空模様であった。






朝曇市にタイ語の飛び交ひて



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夏の夜

2016-02-27 | 俳句・夏・時候




夏の夜の観覧車よりマーケット



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タイのバンコクに来ている。

飛行機で約8時間、成田のホテルからバンコク

のホテルまで、丁度12時間かかった。

こちらの気温は33度ということだったが、外

に出ても半袖で丁度よく、暑いというほどで

はなかった。

日本がまだ春浅いのに、夏の季語で申し訳な

く思う。







夜、大きなマーケットに行き買物をした。

その際、観覧車に乗った。

この観覧車は日本のものとは違って驚くほど速く、

あっと言う間に一周してしまった。

これで終わりかと思ったら、五周もしてくれた。






夏の夜のリバーサイドの灯りかな



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乙女椿

2016-02-26 | 俳句・春・植物




曇り日を歩けば乙女椿かな



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ツバキ科の常緑高木。

春先、淡紅色の八重の花をつける。







曇っていてなかなか晴れてこなかった。

歩いていると、道端に乙女椿が咲いていた。

清浄な薄いピンクで、乙女の名がふさわしいように思えた。






乙女椿お手玉てふをせしことも



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金縷梅

2016-02-25 | 俳句・春・植物




まんさくや昨夜(よべ)の小雨の雫して



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マンサク科の落葉小高木。







山野に自生し、早春、葉に先駆けて黄色い線状のねじれた

四弁花をつける。




支那金縷梅



金縷梅の名は、早春、他に先駆けて「まず咲く」ことから転じ

たとも、花が稲穂のように見え、豊年満作につながるからと

もいわれている。






金縷梅や雲の隙間に日の差して




銀縷梅(ぎんろばい)


ジョギングの若夫婦らし銀縷梅



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