俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

秋の川

2023-09-24 | 俳句・秋・地理

 

 

釣人の一人の黙や秋の川

 

 

 

 

 

 

秋になって冷やかに澄んで流れる川をいう。

 

 

 

 

 

 

晴れた日には秋の日差しが水底まで届き、魚影などがよく見える。

 

 

 

 

 

 

ひんやりとした水が流れる川は、いかにも秋らしい風景である。

 

 

 

 

 

 

秋の川に釣人が一人竿を垂らしていた。

そこには一人の黙(もだ)があった。

 

 

 

 

 

秋川の浅瀬に幼子のふたり

 

 

 

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秋の池

2022-09-29 | 俳句・秋・地理

 

 

雑木山映す鏡や秋の池

 

 

 

 

 

 

湖や沼は大きな自然を感じるのに対し、庭園にある池や農業用のため池など、身近にあるのが池である。

 

 

 

 

 

 

池は秋になると次第に冷え冷えと澄んでくる。

 

 

 

 

 

 

水面に遊ぶ水鳥や鯉や亀、また水面に映る紅葉など秋らしい趣がある。

 

 

 

 

 

 

澄んで風もない秋の池があった。

池は雑木山を映す鏡となっていた。

 

 

 

 

 

秋の池寺の楓をあるがまま

 

 

 

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秋の山

2022-09-06 | 俳句・秋・地理

 

 

秋嶺を白雲の影流れけり

 

 

 

 

 

 

秋は大気が澄むので、遠くの山もくっきりと見える。

 

 

 

 

 

 

今日は、秩父の三峯神社を参拝した。

平日にもかかわらず、参拝者が多かったのには驚いた。

奥宮遥拝殿からは秋の山々が見渡せた。

 

 

 

 

 

 

秋の山といっても初秋八月、仲秋九月は夏山と同じくまだ青々と茂っている。

ただ、吹き起る風にはすでに秋の気配が漂う。

十月の晩秋の山は、少しずつ紅葉に彩られる。

 

 

 

 

 

 

今日はよく晴れて、秋嶺の上を白雲の影が流れて行くのが見られた。

 

 

 

 

 

石灰の武甲の山も秋の山

 

 

 

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秋の川

2022-09-05 | 俳句・秋・地理

 

 

金色の波となりけり秋の川

 

 

 

 

 

 

秋になり、ひやひやと澄んだ水が流れていく川をいう。

 

 

 

 

 

 

晴れた日には秋の日差しが水底まで届き、魚影がよく見える。

 

 

 

 

 

 

夏の川とは異なり、秋の川は瀬音も澄み、静かにさらさらと流れていく。

 

 

 

 

 

 

秋の川は日が差すときらきらとして、波が金色となっていた。

 

 

 

 

 

秋川の暮れて人影消えにけり

 

 

 

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水澄む

2021-10-15 | 俳句・秋・地理




澄む水の雑魚を橋より覗きけり




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川や湖などの水がことさら清らかに感じられる状態を

いう。







秋はものみな澄み渡る季節であり、水もまた美しく

澄む。







「秋の水」には冷ややかで清澄な水というイメージが

あるが、「水澄む」にはその秋の水に近づき、透明度

を確かめるような感じがある。







川や湖、沼などの水底まで見通せるくらいに澄んで

くる。







川の水が澄んでいた。

橋の上から見下ろすと、水底を泳ぐ雑魚が何匹も

見られた。






水澄むや時に「モルダウ」耳にして




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