俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

初冬(はつふゆ)

2011-11-11 | 俳句・冬・時候


彫刻の女体の像や冬初め

初冬、仲冬、晩冬に分けた初めの冬のこと。陰暦十月に当たる。まだそれほど寒くはなく、紅葉や芒が見られるなど晩秋の感じが残るが、大気は冷えて冬の訪れを感じる頃でもある。「風になって」という題の女体の彫刻が公園にあった。常緑樹の中に葉の散った木もあり、裸の像が次第に寒そうに見える冬初めであった。

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初冬の秩父連山見えにけり



初冬の水車回つてゐたりけり


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