永井路子の「岩倉具視」を読むと、主義、主張、信条、正義というものとは別に、権力闘争というものが歴史の中に(人間の中に)ある、というのがまざまざと感じさせられます。
また、「王政復古の大号令」の本当の意味も、初めて知りました。単に、大政奉還に続く、天皇による政治主導への変換という程度ではなく、平安時代から続く、摂関精度の廃止でもあった、ということです。つまり、日本の歴史の中でも、大きな変化が「王政復古の大号令」にはあったということなのですね。
それにしても、沢山の人物が出てくるので、「岩倉具視」は面白かったですが、判りづらいところもあったのが残念です。
また、「王政復古の大号令」の本当の意味も、初めて知りました。単に、大政奉還に続く、天皇による政治主導への変換という程度ではなく、平安時代から続く、摂関精度の廃止でもあった、ということです。つまり、日本の歴史の中でも、大きな変化が「王政復古の大号令」にはあったということなのですね。
それにしても、沢山の人物が出てくるので、「岩倉具視」は面白かったですが、判りづらいところもあったのが残念です。
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