アイアムアヒーロー

映画「アイアムアヒーロー」を観てきました。個人的には好きですが、評価が分かれる作品だと思います。
主人公が、あまりに普通過ぎるのと、ゾンビのグロテスクさ、これは共感を得にくいかもしれません。
一方で、そんな平凡な男が、葛藤し、苦しみながら変化して行く姿に感動を覚え、見終わった後、しばらく、深い感慨が残ります。
有村架純と長澤ますみが好演です。

何にでも終わりがある

プロボクサーの内山がノックアウト負けで王座を陥落しました。
あんなに強いチャンピョンでも、終わりは来ます。寂しいけれど、これは現実。何にでも終わりはあるものです。
大事なのは、その終わりまでどう過ごし、その終わりをどう迎え、それをどう受け止めるか。そして、その後をどう過ごすか、かもしれません。
死を迎えるのもおなじかもしれませんね。

三菱不正事件

三菱自動車の不正事件に触れ、池井戸潤の「七つの会議」を思い出しました。
小説は、会社の品質不正の話でしたが、それが現実に起きています。作品では、結果、その会社は倒産してしまいます。まさに、三菱自動車は、その危機に瀕しています。
会社の成績へのプレッシャー。それに負ける人々。小説と現実が重なり合い、胸が苦しくなります。
小説と違い、倒産することなく、小説のように正義の人々が現れ、会社を救ってくれることを祈ります。

レヴェナント

映画「レヴェナント」を観てきました。凄い映画です。
生への執着。生きるということの凄みと畏敬を感じます。どんなことがあっても、我々は生きなければいけないのだと、生命の尊厳を感じます。
先住民も、移民者達も、主人公も、それぞれの信念で必死に生きています。生きるということは、そういうものらしい。普段、必死さに欠ける生き方に反省です。

縁（えにし）

小学生から高校生まで、同窓だった友人に久しぶりに再会しました。中学、高校の同窓会にも一度も出席せず、その消息を心配していましたが、元気そうな姿を見て、少し安心です。
これも、急逝した友人の縁です。考えてみれば、急逝した彼と、再会した彼は家が隣同士。再会場所が斎場なのは残念ですが、これも故人と仏様のお力かもしれません。
再会の縁を大事にしたいと思います。