山羊のひとり言

気が向いたら、コメント(匿名)でひとり言にひと言を

悲しい犯人

2016-05-31 21:29:58 | 本と雑誌
「福家警部補の挨拶」に出てくる四人の犯人の内、三人は悲しい犯人です。
三人とも、愛するものを守る為の殺人。殺人の是非はともかく、結末が悲しい。愛するものを奪うものに立ち向かう彼等。その目的自体は間違っていなくとも、手段を間違えている。結果、自らの破滅を迎えます。
小説の世界だけでなく、現実にも、我々は、手段を間違えた行為をしていないでしょうか?
そんなことを、この作品は問いかけているのかもしれません。

不幸な事件

2016-05-30 08:30:42 | ブログ
「しつけ」の為に、山林に子供を置き去りにした、不幸な事件がありました。
言う事を聞かない子供に対して、そういうこともあるかもしれません。どの親にも可能性はあるでしょう。でも、場所や置き去り時間を考えると、少し度が過ぎたようです。
置き去りにされた子供が、どれだけ心細く、寂しかったか、また、親がどれだけ心配し、後悔しているか、それを考えると居たたまれない気分です。
誰も幸せにならない不幸な事件です。
彼が、無事戻る事を祈ります。

福家警部補シリーズ

2016-05-29 10:05:37 | 本と雑誌
何故か急に、大倉崇裕の、福家警部補シリーズを読み返したくなり、読み始めています。
コロンボ警部に傾倒して作られている作品なので、スタイルは同じですが、リズム感ある読みやすい文章、考えられたストーリーで、単なる模倣になっていません。
小柄な女性で、刑事には見えない福家警部補が、犯人を追い詰めていくステップに、ワクワクします。
疲れている時の、心の隙間を埋める、知的エンターテイメントになっています。

親の仇を打つかの如く

2016-05-28 21:16:47 | ブログ
自分自身への反省も込めて。
電車やバスの中で、パソコンを使って仕事をしている人を見かけます。彼等の中に、時として、キーボードを、親の仇を打つかの如く叩いて(文字通り「叩いて!!」)いる人がいます。これが(キーボードを叩く音)、案外煩く、耳障りです。
本人は夢中で気づいてはいません。結構、他人(ひと)の迷惑になっているのに、気づこうともしません。
自省を含め。気をつけなければならないですね。

エレベーター

2016-05-27 20:45:52 | ブログ
毎日のように利用するエレベーター。普段、当たり前で気にも止めていませんでしたが、利用出来ないとなると大変です。
勤務先のビルは23階まで有りますが、その23階に行くことは至難の技です。勤務階の7階でさえ、行けるのか怪しい限りです。
災害時に使えなくなると、どうなるのでしょう?今から、心づもりが必要です。
エレベーターの歴史は古く、発明者は定かではありませんが、発明者には感謝です。