紫陽花の季節ですね。子供のころは、好きな花ではなかったのですが、最近は、多種多様な品種があって楽しめます。明日は、名所に出かけてみましょうか。
ベンチャーズを久しぶりに聴きました。色々評価はあるのでしょうが、インストゥルメンタル・バンドとしては、やはり聴きごたえがあるのではないでしょうか?少なくとも、これからの季節には合っている音楽です。
小峰元の「アルキメデスは手を汚さない」を、数年ぶりに読み返しています。それにしても、忘れているものですね。ほとんど、内容を覚えていませんでした。当然、犯人もトリックも、まったく忘れています。以前、面白かったという記憶は残っていて、その記憶通りに面白いことは間違いないのですが。
東野圭吾が、この小説に触発されて、作家を志したというのは判る気がします。彼の、若いころの作品の「放課後」(彼の作品の中では傑作だと思っています)が、この作品と同じ香りがありますし、つっかえ棒での密室を作るところは同じです。
いずれにしても、「アルキメデスは手を汚さない」は、昭和時代の作品ながら、なかなか面白い。
東野圭吾が、この小説に触発されて、作家を志したというのは判る気がします。彼の、若いころの作品の「放課後」(彼の作品の中では傑作だと思っています)が、この作品と同じ香りがありますし、つっかえ棒での密室を作るところは同じです。
いずれにしても、「アルキメデスは手を汚さない」は、昭和時代の作品ながら、なかなか面白い。
「野菊の墓」ならぬ「野鎚の墓」(宮部みゆき)を読みました。短編連作集「ばんば憑き」の一作です。良く出来たお話で、考えさせられます。ヒューマンな物語の上に、主人公の父娘の会話、主人公と化け猫との会話が面白く、二度も読んでしまいました。背景に「子殺し」という陰惨な出来事がありますが、親子、夫婦、友人間の愛情を描いていて、人間も満更じゃないな、と思わせます。
先週末、鎌倉に出かけました。鎌倉は、豊富な自然と史跡のある場所で、何回訪れても新鮮な感動があります。また、電車の乗り換えなしで行けるところなので行きやすいのも魅力です。
こんな良い場所なのに、世界遺産の申請で、低い評価だったのは残念です。
こんな良い場所なのに、世界遺産の申請で、低い評価だったのは残念です。