昨日、4場所休場して復帰した照ノ富士が優勝を果たしました。さすが、横綱。
上って来る朝乃山、霧馬山に対し強さを見せつけました。
元横綱の白鵬、稀勢の里、鶴竜の解説を聞いていると、他の解説者とは違う目の付け所、技への造詣を感じます。彼等横綱達は、大関以下の力士とは、一段次元の違う世界にいる様です。
相撲の神様の領域に踏み込んでいるのが横綱なんでしょう。
千秋楽の結びの一番の結果は判りませんが、神様の領域に一番近い風格は貴景勝。是非、良い相撲を見せて欲しいものです。
相撲を見たり、自分でも相撲を取って不思議だと思うのは、何故右四つと左四つに力士が分かれるか、ということです。
右利きが右四つで左利きが左四つという訳でもなく、また、右利きが左四つで左利きが右四つという訳でもありません。利き手と四ツの差し手に相関関係はありません。
因みに自分は右利きで、差し手が右の右四つです。右利きですが右上手では、力が出ません。
不思議ですね。
これを解明出来たら、強い力士になる為の方法が判るかもしれません。是非、誰か研究して欲しいものです。
昨日の北勝富士と貴景勝戦にはがっかり。平幕が優勝争いをしていて、それを迎え撃つ大関。熱戦を期待していましたが、貴景勝の立ち合い変化。まったく残念。
北勝富士の迂闊さを責めることも出来ますが、貴景勝は琴ノ若との戦いでも平幕相手に7、8発の張り手（パンチでしたが）。ファンの方には申し訳ありませんが、今の貴景勝は大関相撲ではありません。大関相撲を取れないなら陥落する方が良いという潔さが欲しい。
今の時代では難しいのかな・・・・
貴景勝の良い時の相撲が好きなだけにとても残念です。
大リーグの大谷選手の紹介番組を見ていて、非常に驚いたことがあります。バットの素振りの音が違います。今迄聞いたことのない音です。
プロの強打者の音が、高い空気を切り裂く「ビュッ！」なら、彼の音は、腹に響き、重く周りの空気を切り取る「ブン！！」。
球に圧力を掛ける力が違う。大リーグの中でも打球速度が早く、遠くへ飛ぶことが、良く判ります。
ちょっとした感動でした。
オリンピックの競技が年々低年齢化しているのが気になります。特にアクロバット的要素が多い、スノーボードやフィギュアスケート、体操競技にそれが見られます。それはそれで面白いし、凄いなと思うのですが、今回のロシアのワリエワ選手の騒動や競技後のトゥルソワ選手の発言を見聞きすると、あまりに低年齢層には酷な印象を受けます。これが健全なスポーツをは思えません。
果たして低年齢化をこのまま放置していて良いものでしょうか？ドイツの往年のフィギア選手だったカタリナ・ビットさんが言われるように年齢制限が必要なのかもしれません。
競技に勝っても、若い世代をつぶしてはスポーツとは言えないと思います。