山羊のひとり言

気が向いたら、コメント(匿名)でひとり言にひと言を

いっしん虎徹

2011-10-31 23:40:42 | 本と雑誌
山本兼一の「いっしん虎徹」は、読んだ作品のなかでも秀逸なひとつです。直木賞を受賞した「利休にたずねよ」はもちろん良い作品ですが、個人的には「いっしん虎徹」が好みです。
一心に、刀を作ることにまい進する虎徹。その姿には憧れます。また、この作品を読むと、いつも一緒にいてくれる妻への感謝の気持ちが湧いてきます。自分にとっては名作です。


ふたたび

2011-10-27 10:21:07 | 本と雑誌
ここのところ、少し本を読むことに疲れてきていて、読むスピードが落ちていて、ちょっとしばらくお休みしようかと考えていましたが、山本兼一の作品に出会ってから、再びスピードアップ。
やはり、テンポの良い文章力と、作品の面白さが大事なのですね。


刀剣商ちょうじ屋光三郎「狂い咲き正宗」

2011-10-26 22:05:39 | 本と雑誌
山本兼一の「狂い咲き正宗」を読み終えました。「利休にたずねよ」で直木賞を取った作家です。この作品も、その名に違わない面白さで、一気に読見切りました。
「利休にたずねよ」でも、感じたことですが、この作家の美についての描写力は抜群です。「利休」では、茶の湯、今回は刀剣が作品の主たる題材になりますが、読み進むうちに、茶の湯をやりたくなるし、刀剣を愛でたくなります。とにかく、面白い。
次の作品が読みたくなり、同作家の「いっしん虎徹」を読み始めました。これも期待できそうです。