松井今朝子の風姿花伝三部作の完結編「道たえずば、また」を読み終えました。この表題は、「けっして諦めずにひとつの道をずっと歩み続けていれば、かならずやまた浮かびがある時もある」という意味らしいですが、これは、作中の登場人物を通しての、我々へのメッセージのようです。
作中の、宇源次も、市之介も、理市郎も彼らの道を見つけました。おそらく出家した浦尾もそうなるかもしれない余韻を残します。
彼らの姿を通しての、我々への応援歌が、この作品です。清々しい読後感でした。
作中の、宇源次も、市之介も、理市郎も彼らの道を見つけました。おそらく出家した浦尾もそうなるかもしれない余韻を残します。
彼らの姿を通しての、我々への応援歌が、この作品です。清々しい読後感でした。