平四郎

宮部みゆきの「ぼんくら」「ひぐらし」との三部作「おまんさん」を読んでいます。
この主人公の同心・平四郎がとても魅力的です。人を羨んだり、嫉妬したりすることなく、人の意見に素直に耳を傾け、また、人を差別することもない、泰然自若とした姿。ぼんくら、そうで、そうでもなく、かといってギンギンにやる気があるわけでもなく、かといって、全然ダメなわけでもない。つかみどころがなくて、とても優しい。
益々、作品にのめり込みそうです。危うく、降りる駅を通り過ぎるところでした。

悩み

年間40冊は増え続ける本をどうするか、これが悩みです。
再読するので捨てたくないし、一方で、これから一生読まない本もあるだろうし。
悩むところです。

謎解きはディナーの後に

ミーハーなので、テレビ化される「謎解きはディナーの後で」を読んでみたいと思い、本屋さんへ。でも、駅ナカの書店だった為か見つけられず、帰宅してからAmazonを覗いてみました。
そうすると、ユーザーレビューがあまりよくありません。
面白そうなのだけど。駄目なのかな～。

検査結果

先日、胃カメラ検査をしました。逆流性食道炎と疑われた症状でしたが、非糜爛性胃酸過多症と機能性胃腸障害と診断されました。
まぁ～、問題のないものです。要するに、ストレス性のものですね。最悪のことも考えたので一安心です。

アジョシ

韓国映画「アジョシ」を見てきました。一見、アクションエンターテーメント映画ですが、底流に、人身売買、臓器売買、麻薬、貧困による差別、強大化する中国への痛烈な批判があります。かなりバイオレンス性の高い映画ではあるのですが（日本の東映映画みたい。だからなのか、東映が日本公開のプロデュースをしています）、本質は別のものです。
女性には不向きの映画かもしれません。でも、これこそ一級の映画です。