喧嘩あんま

池波正太郎の小編「喧嘩あんま」は良い話です。流石の、名手。オー・ヘンリーの短編を読むような読後感です。何度でも読み返したくなります。

評価

昨日、映画「ストロベリー・ナイト」について記述しましたが、某調査では、満足度No1映画だったそうです。映画の評価は難しい。

ストロベリー・ナイト

先日、映画「ストロベリー・ナイト」を見てきました。映画でも演劇でも、ある程度のおおらかさで見る必要があると思っています。正直、あまり細かい設定、筋立ての矛盾があることをあげつらうことなく楽しみ、全体として面白ければ（感動出来れば）良い、と日ごろから思っています。
で、この映画ですが、面白いのですが・・・・。流石に設定に違和感がありました。なので、見終わって、素直に感動出来ないところがあって、ちょっと残念です。ヤクザに親を殺されたと同然の男が、そして、その憎しみからヤクザを刺殺した男が、同じヤクザになってしまう設定。父親から虐待を受けている女性の恋人が、ヤクザだったり、とか。ちょっとやりすぎな感です。
残念です。

雪

今日は、自宅の方は雪で、積っていましたが、東京や千葉は雪の跡さえありませんでした。関東の中でも違うのですね～。

心とろかすように

宮部みゆきの短編集「心とろかすように」を読み終えました。先日TVで放送していた「パーフェクトブルー」の原作でもあります。（TV版「パーフェクトブルー」は、「心とろかすように」と「パーフェクトブルー」を原作としていました）
TV版でストーリーを知っている作品もありましたが、やはり、面白いですね。軽妙洒脱な文章、人間への暖かさが彼女の作品の魅力です。最終話は、一番の短編ですが、ちょっとホラーぽいところもあり、彼女らしい作品で、お気に入りです。（宮部みゆき本人が登場するのがご愛敬）。