山羊のひとり言

気が向いたら、コメント(匿名)でひとり言にひと言を

キーボード

2006-07-31 19:25:12 | まち歩き

出張に出かけていると、よく、飛行機や新幹線の中で、パソコンを使っている人を見かけます。自分も、よく使うので、他人のことを言うのも何なんですが、キーボードを「親の仇」でも討つように、たたきつけるよう打つ人をよく見かけます。この、打鍵音は、正直、耳に障ります。場合によっては、携帯オーディオのカシャカシャ音以上の騒音です。寝ていたのに、その音で目を覚ますことがあります。
本人は、たたきつけるようにキーボードを打つことはストレス解消なのでしょうが、周りの他人への配慮が必要です。気をつけたいのもです。


大悲閣

2006-07-28 23:27:41 | 本と雑誌

北森鴻の作品の中で、京都の渡月橋の近く(歩いて20分)にある大悲閣が舞台になっています。作品の中では、マイナーなお寺と紹介されていますが、実在し、実際にマイナーらしいのですが、由緒あるお寺らしく、一度訪問してみたい、という気にされます。嵐山の中のお寺なので、冬は寒さが厳しいようですが、逆に、その季節が最も面白そうなので、今年の冬に訪問したい、と思います。


北森鴻ふたたび

2006-07-27 21:01:17 | 本と雑誌

民俗学者ミステリーシリーズの作者、北森鴻氏の「裏京都ミステリー」を読んでいます。民俗学者シリーズもそうですが、コミカルな文章で、面白く読めます。案外、コミカルな文章を書く作者は、いそうでいないし、いても、面白くないケースが多いのですが、彼の場合は、堪能出来ます。コミカルな文体を持つ作者としては、宮部みゆき、北村薫が秀逸ですが(もちろん、いつもコミカルな文章を書いているわけではありませんが)、彼らに優るとも劣ることが無いのが、彼の魅力です。

コミカルだから、内容が軽いわけではなく、三人に共通するのは、文体とは逆に中身が濃い、ということです。非常に重々しい文学的文章も楽しめますが、コミカルな文体も大事にして欲しい、と思います。


百舌が叫ぶ夜

2006-07-26 14:20:51 | 本と雑誌

逢坂剛の「百舌が叫ぶ夜」を読みました。かなり、荒唐無稽なハードボイルド小説ですが、架空の世界に、奇妙なリアリティがあり、手に汗握る作品です。荒唐無稽なのですが、荒唐無稽に思わせない切迫感があって、一気に読ませます。文体も読みやすく、かつ、?って思わせる表現がなく、しかも、文学的です。ちょっと面白い作家です。
ただ、残念なのは、彼の作品が外国を舞台にしたものが多いようで、ちょっと、それには生理的な抵抗感があるので、次の作品を読むかどうかに迷いがあります。
ちなみに、彼は同じ大学出身だそうで、ウチの大学にそんな人がいるとは思いもしませんでした。卒業した大学って、作家にはあまり縁がなさそう、って思ってました。


隣の国の人々

2006-07-25 17:41:08 | まち歩き

福岡に出張に行くと、よく韓国からの旅行者に会います。最近は、夏休みのためか、小中学生の団体にも出会います。彼らを見ても、言葉を聴かない限り、まったく日本人との区別をつけることが出来ません。ファッションも顔かたちも、行動も、区別をつけることは出来ません。そもそも、大和朝廷の時代から付き合いのある国なので、差がないのが普通かもしれません。
そんな、隣国との関係が、必ずしも良いとは言えません。残念でなりませんね。これから、良い方向に進むよう、願ってやみません。