原田マハの「風神雷神」

原田マハさんの「風神雷神」を読み始めました。まだ、最初の50ページぐらいですが、いやぁ～、とにかく面白い。
どうして原田さんは、これだけ絵画の楽しさ、奥深さ、そして、今まで見ているのに気づかない点を、様々な角度から我々に正しくイメージさせるように筆致することが出来るのでしょうか？子供頃から美術品が大好きで、美術館や博物館に通う自分にも新鮮な驚きを毎回届けてくれます。
彼女のキュレーターとしてのキャリアから、美術への造詣の深さは理解出来ますが、それを文章にして人に伝える力は別のものです。彼女の凄さは、美術の魅力を伝える力と、美術を軸に物語を構成するところにあります。凄いなぁ～。
しかも読みやすい文章。脱帽です。