山羊のひとり言

気が向いたら、コメント(匿名)でひとり言にひと言を

バカルディ

2010-03-30 19:44:53 | 食・レシピ
ハードボイルドものを読んでいたら、バカルディというラム酒が登場しました。飲んだ事はないのですが、作中では、いかにも美味そうな印象です。
その日偶然スーパーで見かけたのに、生憎その日は休肝日だったので購入せず、後日と思っていたら、なかなか売っているお店が見つかりません。
そうなると、無性に欲しくなります。
残念ですが週末迄お預けです。


寒くても

2010-03-29 19:01:34 | まち歩き
会社の周辺の桜は、寒さが続いても、確実に花を開いて来ています。
気温だけでなく、日照時間も開花には影響するのかもしれません。
いずれにしても、肌寒い中、健気に花咲く桜には勇気づけられます。


ダシール・ハメット

2010-03-25 15:04:04 | 本と雑誌
読み始めた「マルタの鷹」の作家、ダシール・ハメットの事を調べていたら、レッド・パージの時に、友人だったエリア・カザンに裏切られている事が判りました。
あの「エデンの東」のカザンが密告行為をした事が信じられません。
シドニー・ポラック監督の、映画「追憶」の男女の別れの深刻さ、悲しみが、初めて判った気がします。
不幸な時代です。また、誰もが強く生きられる訳ではないですね。
残念です。


バーネット探偵社

2010-03-24 08:06:49 | 本と雑誌
アルセーヌ・ルパンシリーズの異色の一編「バーネット探偵社」(新潮社文庫・堀口大学訳)を読み終えました。
おそらく、今は古本でしか読めないのかもしれません。
個人的理由から、面白い作品なのに、読み終えるのに時間が掛かりましたが、作品の価値は普遍で、いつもなら二日で読み切る楽しさです。ルパンが探偵である設定もユーモアたっぷりだし、無料相談といいながら、最後は悪い奴・欲深い人間から、ちょっと失敬するところが痛快です。
短編集ですが、各作品の謎・トリックもよく出来ていてミステリーとしても上出来です。
堀口大学の訳は訳した頃の時代背景もあり、ちょっと古めかしいところがありますが、総じて名訳と言えるでしょう。