我が家のメニューにもつ煮があります。このもつ煮が子供のことから好きなので、飲み屋さんに行くと頼むのですが、我が家のもつ煮とはまるで違います。スーパーで売っているものも、飲み屋さんと同じで、我が家とは違います。母が亡くなってから、同じもつ煮が食べられず、ずっと残念に思っていました。
そんな中テレビを見ていたら、我が家のもつ煮が甲府のもつ煮と同じことが判りました。母は北海道出身、父は山口。どうして母が甲府もつ煮を作っていたのでしょうか?
考えられるのは母方の祖父が長野の出身だということ。山梨にも行くことが多かったようです。おそらく祖父が好きで、それを祖母に作ってもらい、母に受け継がれていた様です。
食は伝播するものなのですね。