４D映画

今日初めて４D映画（体感型映画）を、夫婦で観てきました。思ったより、揺れや振動、風や煙などの刺激が強く、残念ながら映画を楽しむよりも、気持ち悪くなってしまって、二人とも途中で退席してしまいました。
４D映画は、好みがハッキリ分かれそうです。多分、ジェットコースターの様な乗り物が好きな人には向いていると思いますが、そもそもジェットコースターが苦手な我々夫婦には不向きでした。
時々映画を見ていて、臭いや風を感じたら良いかなと思っていましたが、案外そうではなく、そういうものは想像している方が楽しめる、という気がします。
少し通常より高額なチケット代は、最後まで映画を観れなかったのでもったいなかったけど、良い経験をしました。

映画「君はどう生きるか」

話題（？）のジブリ映画「君はどう生きるか」を観てきました。正直、ジブリ映画の特別のファンではない自分としては期待をしていませんでしたが、結構面白く拝見しました。ストレートに観客（特に若い世代）に向かって、自分がどう生きるのかを問う映画なのだと思います。しかしながら、この独特の世界観に溶け込む出来ない観客もいるようで、妻は途中判らなくて眠ってしまったようです。
また、どう考えても、作者の郷愁、趣味・嗜好が反映されているだけだなと思うシーンもあり、ジブリファンではないとついていけないかもしれません（自分はジブリファンではないですが楽しめましたが）。申し訳ない言い方ですが、作者も歳を取られたのだな、と思います。
声優陣が頑張っていて、思いのほか「あいみょん」の声優としての演技が良く、別の意味で楽しめました。某アイドル出身の俳優さんは好みかもしれませんが、あまり巧くないですね。それが彼の魅力なのかもしれませんが・・・。
総じて、色々意見はあるものの、心に残る映画ではあります。

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

話題の映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」を観てきました。自分はとても面白いと思いましたが、多分、好みがハッキリ判れる映画かなと思います。メッセージ性も高く、決してわかりやすい映画ではありません。
でも、なぜか、この映画を見ていて、ウクライナとロシアの戦争を思い浮かべてしまいました。本来、仲の良かった国通しが、戦い続ける。そんな無駄な戦争は止めよう、戦いや止めよう、抱きしめて好きだと言おう。そんなメッセージを映画から伝えられた気がしました。
また、人生は色々な選択とチャンスがあって、別の選択をした方が良かったと後悔することもあるかもしれけれど、どの選択でも大変なことがある。それを受け入れ生きていくことが大事、とも言われたような気もしました。
ＳＦとカンフーアクションを飾りにしながら、含蓄のあるなかなか奥深い映画です。

ザリガニが鳴くところ（映画）

上映中の時に見れなかった「ザリガニが鳴くところ」をネットで観ることが出来ました。いやぁ~、考えさせられる映画です。

ネタバレは出来ないのでキーワードだけで語るとすれば、「暴力」、「偏見」、「愛」、「学ぶ」、「孤独」というのがテーマかもしれません。それが見事に融合しています。

父親の暴力の中で育ち、そのあと、周囲の偏見の中、ひとり孤独に成長し、十代後半迄言葉を知らなかったのが、あるきっかけで言葉と学ぶことを知り、愛にも目覚めていく。そして、「暴力」が衝撃的な結末の引き金になります。

非常に面白い作品でした。

コロナ禍での映画

2か月に３本は見ていた映画を、コロナ禍になってからまったく見なくなりました。マスクをしていれば感染のリスクは少ないことは判っていても、閉ざされた空間に沢山の人数がいることにどうしても馴染めません。
それでも、ここにきて映画を見たい気持ちを抑えられず、ついにネットでの映画配信を見ることにしました。劇場での大画面とは違って、迫力はイマイチなのですが、映画の楽しさは堪能出来ます。
早速２本アクション映画を見ましたが、これが案外悪くありません。早くから、こうすれば良かったと後悔しています。
もちろん配信されるコンテンツは、必ずしも自分の見たい映画があるわけではありませんが、それは見ることが出来ないことよりマシ。
コロナが収束するまで、多少不満はあってもネット配信を利用したいと思います。