竜巻と学者

竜巻と聞くと、「オズの魔法使い」を思い出しますが、先日のアメリカの災害は、そんなファンタジーを吹き飛ばすような惨状です。
場所も「オズの魔法使い」の舞台の隣・ケンタッキーでしたが、物語の舞台にもなるくらい、昔から竜巻の多いところの様です。それでも、これだけ大きく、時期外れなのは地球温暖化の影響とのこと。
地球温暖化が進むと、日本でも同規模の竜巻が起きる可能性があるそうです。既に、台風は、地球温暖化の影響で数が増え、かつ大型化しているとも聞きます。
ちょっと前迄、地球温暖化を批判し、心配ないという学者がいましたが、今はどう考えているのでしょうか？
危機的状況が示されると、必ず楽観的なことを主張する学者が出ますが（新型コロナの時も）、真実を誤魔化し、目を背けるのは、人々をミスリードする重大な罪だと思います。
たとえ、一時期は眠れない程苦しくとも、我々は深刻な事実を見た上で何をすべきか考えることが大事だと思います。