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日本で有名な(だった)船

2022-04-27 07:46:07 | 船舶


世界中の船の中で最も有名な船は・・・タイタニック号かもしれませんね。
そうです。1912年に氷山に衝突して1500人の犠牲者を出した、伝説の船です。



あるいは、旧約聖書に在る「ノアの箱舟」でしょうか。
その全長は133メートル、全幅は22メートルだったとか・・・

では、これが日本となると、さてどんな船が出てくるでしょう?





最初に挙げるのは、1853年にアメリカのペリー提督が乗船し、
浦賀港に現れ日本人を驚愕させた黒船(サスケハナ号)
全長78メートル。2450トンの一部を蒸気機関にした鉄製の帆船でした。



咸臨丸・・全長49メートル、620トン。
1860年、幕府の船として、初めて太平洋を往復しました。



戦艦・三笠・・・1905年、日本連合艦隊の旗艦として、
日本海海戦で大勝利あげた立役者として、記念艦として横須賀に保存される。
世界三大記念艦と言われます。
全長132メートル。15000トン。 



氷川丸・・・1930年ー1960年まで30年間就航。
その間、太平洋を254回往復しました。
全長163メートル。12000トン。
現在は、横浜の山下公園に保存されています。



戦艦大和・・言わずと知れた世界最大の戦艦。
日本が総力を挙げて造り上げた海の要塞でした。
全長263メートル。65000トン。



興安丸・・戦後、戦争抑留者を舞鶴港に何度も運び有名になりました。
「岩壁の母」には必ず登場する船名です。
全長126メートル。7000トン。





洞爺丸(青函連絡船)
1954年(昭和29年)台風により津軽海峡で沈没。
日本海難史上最大となる1155名の犠牲者を出した。
全長118メートル。3900トン。



日本丸(海王丸)
1930年ー1984年。
航海練習船として、同型船、海王丸と共に、その美しさから、
太平洋の白鳥と言われました。
全長97メートル。2280トン。



南極観測船・宗谷
1956年から1962年まで初代、南極観測船として有名になりました。
現在、有明の「船の科学館」に保存されていますが、
実物を見るとあまりにも小さいのに驚かされます。
全長82メートル。3800トン。



さて、現代となると、この飛鳥Ⅱあたりが有名なんでしょうか・・
現在、日本最大の客船です。
全長241メートル。5万トン。

これから、どんな船が名乗りを挙げるのか楽しみですね。

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2 コメント

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宗谷は2つあつた? (tachinon)
2022-04-29 16:29:45
南極観測船候補の中に、国鉄の(砕氷)連絡船で同名の船もあったらしいですね。でもこの宗谷の方が旧軍の(砕氷)船で、幸運?縁起の良い船だったのでこちらが選ばれたとか、いう話を何かで読んだような。
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よくご存じで (河童)
2022-04-30 04:07:46
その通りです。
南極観測船宗谷は3800トン(基準排水量)であり、総トン数では2200トンです。
一方の国鉄の宗谷は3600トンで、約1,6倍。
長さも82M→103Mと大型でした。
しかし資金的に小型船の方しか買う事が出来ませんでした。もしこれが大型船だったら南極で氷に閉じ込められてソ連船の救援を求める事も無かったかもしれませんね。
返信する

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