私は以前にも言った事があるのですが、
プロレスこそ、世界最強の格闘技と思っています。
男に生まれたからには「強い男になりたい」と思う人は多いと思います。
その頂点に位置するのがプロレスラーだと思っています。
かつてアントニオ猪木がやった「格闘技世界一決定戦」
アントニオ猪木本人も言ってますが「プロレスこそ世界最強だ」という事。
そう思っているからこそ、どんな相手が挑戦してくるのか分からない、
異種格闘技決定戦などという、無謀とも思える試合が出来るのであり、
相手がどんな得体の知れない格闘家であっても、試合をするという
恐ろしい体験など普通の人には考えられない行為です。
そして猪木はその全試合で1敗したのだったか、殆どに勝利しました。
最も有名な試合は勿論、ボクシングのアリ戦でしたが、
あれは世紀の凡戦などと言われ、評判は悪く世界一の格闘技とは言えない
ガッカリ試合となってしまいました。
しかし、あれは誰だったか体格も良く、かなりの強者だった相手が、
何と猪木の頭突きに簡単に負けた事があります。
プロレスだったら頭突きなど普通に見かける技に、
初めて経験する頭突きの威力にショックを受け、
顔中血まみれにされ戦意を喪失するという情けない負け方でした。
頭突きを受けた事のない格闘家など論外です。
柔道でオリンピックを初め数々の金メダル受賞者として名を馳せた、ウィリエム・ルスカ。
猪木に言わせると「とにかく格闘技が好きで好きでという格闘技バカ」
そのルスカは、何と猪木のバックドロップに負けてしまいました。
バックドロップなどプロレスだったら、普通に当たり前の技。
バックドロップの衝撃の強さにボロボロにされ、立ち上がれなかったのです。
如何にプロレスラーが強いかの証拠です。
東洋の神秘みたいな格闘技。
体格も普通の人より小さいながら、みな彼の身体に触れる事すら出来ない。
目の前で両腕を蛇がくねる様なパフォーマンス。
あの系統は全部がヤラセだと思っています。
彼の身体に触れる事も出来ないなんて、絶対にあり得ません。
ほぼ無名のそういった選手が、同じく無名のプロレスラーに、
一発でぶっ飛び壊滅され、二度と立ち上がれなかった試合も見ました。
彼等は自分の身体にプロレスラーが普通に経験している、
衝撃を受けた事など一度も無いのでしょう。
まるでガラスの様に弱い身体なんですね。
さて、プロレスラーですが、私は、なってはいけない職業だと思うのです。
それは、あまりにもリスクが大き過ぎるからです。
昔のプロレスは、今みたいな大技はあまりありませんでした。
所が見る側が進歩して、昔風の当たり前技では満足しなくなったのです。
レスラーはそれに応える為に、数々の大技を開発し、連発する様になりました。
それがどういう結果を産むか?
それは実に恐ろしい答えでした。
死者が出る、脊椎損傷(車椅子)などというとんでもない怪我をする。
いくら「強い男になる」と言ったって、死んだり全身不随になっては無意味です。

三沢光晴、試合中に頭部強打により46歳で死去。

プロレスラー高山善廣。
51歳試合中に頸椎(けいつい)完全損傷(医師によると回復は完全に不能)

大谷晋二郎。
51歳試合中に頚髄(けいずい)損傷。高山より多少軽いか・・


ハヤブサ、33歳、試合中に頸髄損傷、車椅子になる。
かつてのタイガーマスクの様な華やかな空中殺法でリングを舞った。
一時は介護付きでリングに戻ったが、47歳時、くも膜下出血で死去。

ダイナマイト・キッド。
小さな身体でタイガーマスクと数々の名勝負を演じたが、
身体の小さなレスラーはそれだけ体に大きな負担がかかり、
後年は若き日の面影はなくなり、話すのもままならずの車椅子生活。
最愛の奥様に看取られる日々を送り60歳で亡くなった。
また、糖尿病を抱えるレスラーは多いのです。
病気を考えたら食事もそれなりに変えなければならないのですが、
試合中のパワーを考えるとそれも出来ず、脚を切断するレスラーも多いのです。
怪我をしたレスラーに対する補償。
そんなのは聞いた事もありません。
野球などと違ってプロレスは個人営業が基本。
会社に属していても、プロレスの会社などは極めて不安定なのです。
プロレスの会社は何社もあるみたいですが、
そこで社長になっても、普通の会社の重役くらいの家が買える程度で、
そんなに儲かる仕事ではないのです。とに角不安定なのです。
メキシコのプロレス(ルチャリブレ)の様に、
普段は普通(以下)の体格のレスラーが夜になると、マスクを被って素顔を隠しレスリング。
そこそこの技で客を喜ばせて試合終了。
危険な大技など、殆ど無いのでしょう。
でも観客はそれで楽しみ、喜んで帰るのですから、それはそれでいいのです。
しかし、現在のプロレス試合は危険技が多過ぎる。
今後も一生をダメにし大怪我に泣くレスラーは、きっと出るのでしょう。
プロレスラーは殺し合いをするのではありません。
妻子を抱える家庭の父親なんです。
女房子供を泣かせる危険仕事などやるべきではありません。
若い内は勢いで目の色変えて強い男になるんだと息巻いても、
それがいつまでも続く筈はありません。
結論・・プロレスラーには、なってはなりません。若気の至りです。
プロレスこそ、世界最強の格闘技と思っています。
男に生まれたからには「強い男になりたい」と思う人は多いと思います。
その頂点に位置するのがプロレスラーだと思っています。
かつてアントニオ猪木がやった「格闘技世界一決定戦」
アントニオ猪木本人も言ってますが「プロレスこそ世界最強だ」という事。
そう思っているからこそ、どんな相手が挑戦してくるのか分からない、
異種格闘技決定戦などという、無謀とも思える試合が出来るのであり、
相手がどんな得体の知れない格闘家であっても、試合をするという
恐ろしい体験など普通の人には考えられない行為です。
そして猪木はその全試合で1敗したのだったか、殆どに勝利しました。
最も有名な試合は勿論、ボクシングのアリ戦でしたが、
あれは世紀の凡戦などと言われ、評判は悪く世界一の格闘技とは言えない
ガッカリ試合となってしまいました。
しかし、あれは誰だったか体格も良く、かなりの強者だった相手が、
何と猪木の頭突きに簡単に負けた事があります。
プロレスだったら頭突きなど普通に見かける技に、
初めて経験する頭突きの威力にショックを受け、
顔中血まみれにされ戦意を喪失するという情けない負け方でした。
頭突きを受けた事のない格闘家など論外です。
柔道でオリンピックを初め数々の金メダル受賞者として名を馳せた、ウィリエム・ルスカ。
猪木に言わせると「とにかく格闘技が好きで好きでという格闘技バカ」
そのルスカは、何と猪木のバックドロップに負けてしまいました。
バックドロップなどプロレスだったら、普通に当たり前の技。
バックドロップの衝撃の強さにボロボロにされ、立ち上がれなかったのです。
如何にプロレスラーが強いかの証拠です。
東洋の神秘みたいな格闘技。
体格も普通の人より小さいながら、みな彼の身体に触れる事すら出来ない。
目の前で両腕を蛇がくねる様なパフォーマンス。
あの系統は全部がヤラセだと思っています。
彼の身体に触れる事も出来ないなんて、絶対にあり得ません。
ほぼ無名のそういった選手が、同じく無名のプロレスラーに、
一発でぶっ飛び壊滅され、二度と立ち上がれなかった試合も見ました。
彼等は自分の身体にプロレスラーが普通に経験している、
衝撃を受けた事など一度も無いのでしょう。
まるでガラスの様に弱い身体なんですね。
さて、プロレスラーですが、私は、なってはいけない職業だと思うのです。
それは、あまりにもリスクが大き過ぎるからです。
昔のプロレスは、今みたいな大技はあまりありませんでした。
所が見る側が進歩して、昔風の当たり前技では満足しなくなったのです。
レスラーはそれに応える為に、数々の大技を開発し、連発する様になりました。
それがどういう結果を産むか?
それは実に恐ろしい答えでした。
死者が出る、脊椎損傷(車椅子)などというとんでもない怪我をする。
いくら「強い男になる」と言ったって、死んだり全身不随になっては無意味です。

三沢光晴、試合中に頭部強打により46歳で死去。

プロレスラー高山善廣。
51歳試合中に頸椎(けいつい)完全損傷(医師によると回復は完全に不能)

大谷晋二郎。
51歳試合中に頚髄(けいずい)損傷。高山より多少軽いか・・


ハヤブサ、33歳、試合中に頸髄損傷、車椅子になる。
かつてのタイガーマスクの様な華やかな空中殺法でリングを舞った。
一時は介護付きでリングに戻ったが、47歳時、くも膜下出血で死去。

ダイナマイト・キッド。
小さな身体でタイガーマスクと数々の名勝負を演じたが、
身体の小さなレスラーはそれだけ体に大きな負担がかかり、
後年は若き日の面影はなくなり、話すのもままならずの車椅子生活。
最愛の奥様に看取られる日々を送り60歳で亡くなった。
また、糖尿病を抱えるレスラーは多いのです。
病気を考えたら食事もそれなりに変えなければならないのですが、
試合中のパワーを考えるとそれも出来ず、脚を切断するレスラーも多いのです。
怪我をしたレスラーに対する補償。
そんなのは聞いた事もありません。
野球などと違ってプロレスは個人営業が基本。
会社に属していても、プロレスの会社などは極めて不安定なのです。
プロレスの会社は何社もあるみたいですが、
そこで社長になっても、普通の会社の重役くらいの家が買える程度で、
そんなに儲かる仕事ではないのです。とに角不安定なのです。
メキシコのプロレス(ルチャリブレ)の様に、
普段は普通(以下)の体格のレスラーが夜になると、マスクを被って素顔を隠しレスリング。
そこそこの技で客を喜ばせて試合終了。
危険な大技など、殆ど無いのでしょう。
でも観客はそれで楽しみ、喜んで帰るのですから、それはそれでいいのです。
しかし、現在のプロレス試合は危険技が多過ぎる。
今後も一生をダメにし大怪我に泣くレスラーは、きっと出るのでしょう。
プロレスラーは殺し合いをするのではありません。
妻子を抱える家庭の父親なんです。
女房子供を泣かせる危険仕事などやるべきではありません。
若い内は勢いで目の色変えて強い男になるんだと息巻いても、
それがいつまでも続く筈はありません。
結論・・プロレスラーには、なってはなりません。若気の至りです。