3月3日、私は初めて日本武道館に行きました。
「あの素晴らしい歌をもう一度」コンサートです。
コンサートそれ自体が不満足だった事もあって、途中で退席しましたが、
実は、その気持ちを増幅させたのに、
武道館の構造に危機感を感じた事もあったのです。
ハッキリ言って、あの建物はとても危険で、
それが何のイベントであろうと私は、二度と行く気にはなりません。
日本武道館は、
1964年、東京オリンピックの柔道競技場として建設され、
10月3日に開館しました。総工費18億円。
法隆寺夢殿をモデルにした八角形で、
大屋根の稜線は富士山をイメージにしているそうです。
1969年、
ビートルズのコンサートが行われた以降は、
日本に於ける音楽の聖地としても知られ、
多くのミュージシャン憧れの舞台になっています。
座席数は、
1階固定席・・3199。2,3階固定席・・7846。立見席(3階)・・480。
アリーナ席・・2946。 合計14471席となっています。
この14471人という凄い収容力が、
他の会場では行えないビックイベントの舞台になるのでしょうね。
武道館を舞台に、あらゆる有名人が登場しました。
ファイティング原田・・モハメド・アリ・・ジョージ・フォアマン・・
アントニオ猪木・・ウィレム・ルスカ・・ビューティーペア・・
24時間テレビ(愛は地球を救う) 日本テレビ音楽祭・・
日本レコード大賞・・全日本歌謡音楽祭・・日本歌謡大賞・・
大学卒業式・・株主総会・・著名人の葬儀・・・
あらゆるビックイベントが目白押しで行われている、
日本を代表する建造物と言えるでしょう。
しかし、場内は分かりにくく右往左往する事になります。
八角形というのは円形に近く、
一旦席を離れると、自分が何処に居るのかが分かりにくいのです。
これは、アリーナ席と言われる、
柔道などでは競技の行われる舞台になる場所で、
ここは折り畳みイスが設置されるので、きっと座り心地は最もいいのでしょうね。
しかし、それ以外の席が最悪なのです。
座面が硬い。これはとても居心地が悪い。
背もたれが無いに等しいくらい低く、背もたれの役目を果たさない。
ですから、イベントが行われている間は、
ずっと身を立てて座っているしかないのです。
更に左右の間隔が狭く、ひじ当てなどありませんから、
隣に大きな男など来ようものなら、ずっと狭苦しい目に遭ってしまいます。
勿論、彼の貧乏ゆすりは直に伝わってくるのです。
更に更に、前後の間隔も狭く、
足など組もうとしたら、前の人の頭を蹴飛ばす事になります。
勿論、自分の頭を後ろから蹴飛ばされる事もある訳です。
座席は横20列近くありますから、
私達の様にど真ん中だったりすると、
途中トイレに行きたくなったら、10人くらいの人の足をどけてもらい、
「済みません済みません」とやるんですが、
何しろ前の席の背もたれにすがる事が出来ないんですから、
もしふらついてバランスを崩したら、
前の席の人の頭を掴むしか方法はないんですね。
でもそうなったら、きっと下の段に崩れ落ちる・・そんな気がします。
前後の段差は大きく、階段を暗い中で降りるのはチョッと恐かった。
また昇る時も、その段差の大きさで結構しんどかった。
そして最悪だったトイレ。
そんな訳で、途中退席が出来ない構造ゆえ、
全員が休憩時間にならないとトイレには行かれないのです。
休憩時間になった途端、
通路という通路は人で埋まり、最後尾は何処かなんて言う暇もなく、
ただ立錐の余地も無く、人人人・・・
あれは、ハッキリ言ってかなりの人がちびった(汚いけど)と思います。
だって、全員のトイレが終わるまでには40分以上かかったのですから。
そして、何よりイヤだったのは、
その構造的な欠陥問題によって、
私は「この会場で何か一大事がもし起こったら、
全員が大変な事になる。大惨事になる」という危機感でした。
14000人という収容力は魅力的なのでしょうが、
私は、こんな危険な建物に二度と行く気はありません。
50年以上前の消防法と現在の消防法とはきっと違うのでしょうが、
よくこんな危険な建物を今でも認可している事が信じられません。
今まで、大惨事が起こらなかった事が不思議な気さえします。
現在はもっと収容力のある、東京ドームとかもありますが、
私は、こういった構造物には、行きたくないな~。
歌声喫茶でお馴染みの(ベイビーブー)も、
武道館コンサートを目標に頑張っていますが、
その時が来ても、武道館だったら、私は絶対に行きませんね。
「あの素晴らしい歌をもう一度」コンサートです。
コンサートそれ自体が不満足だった事もあって、途中で退席しましたが、
実は、その気持ちを増幅させたのに、
武道館の構造に危機感を感じた事もあったのです。
ハッキリ言って、あの建物はとても危険で、
それが何のイベントであろうと私は、二度と行く気にはなりません。
日本武道館は、
1964年、東京オリンピックの柔道競技場として建設され、
10月3日に開館しました。総工費18億円。
法隆寺夢殿をモデルにした八角形で、
大屋根の稜線は富士山をイメージにしているそうです。
1969年、
ビートルズのコンサートが行われた以降は、
日本に於ける音楽の聖地としても知られ、
多くのミュージシャン憧れの舞台になっています。
座席数は、
1階固定席・・3199。2,3階固定席・・7846。立見席(3階)・・480。
アリーナ席・・2946。 合計14471席となっています。
この14471人という凄い収容力が、
他の会場では行えないビックイベントの舞台になるのでしょうね。
武道館を舞台に、あらゆる有名人が登場しました。
ファイティング原田・・モハメド・アリ・・ジョージ・フォアマン・・
アントニオ猪木・・ウィレム・ルスカ・・ビューティーペア・・
24時間テレビ(愛は地球を救う) 日本テレビ音楽祭・・
日本レコード大賞・・全日本歌謡音楽祭・・日本歌謡大賞・・
大学卒業式・・株主総会・・著名人の葬儀・・・
あらゆるビックイベントが目白押しで行われている、
日本を代表する建造物と言えるでしょう。
しかし、場内は分かりにくく右往左往する事になります。
八角形というのは円形に近く、
一旦席を離れると、自分が何処に居るのかが分かりにくいのです。
これは、アリーナ席と言われる、
柔道などでは競技の行われる舞台になる場所で、
ここは折り畳みイスが設置されるので、きっと座り心地は最もいいのでしょうね。
しかし、それ以外の席が最悪なのです。
座面が硬い。これはとても居心地が悪い。
背もたれが無いに等しいくらい低く、背もたれの役目を果たさない。
ですから、イベントが行われている間は、
ずっと身を立てて座っているしかないのです。
更に左右の間隔が狭く、ひじ当てなどありませんから、
隣に大きな男など来ようものなら、ずっと狭苦しい目に遭ってしまいます。
勿論、彼の貧乏ゆすりは直に伝わってくるのです。
更に更に、前後の間隔も狭く、
足など組もうとしたら、前の人の頭を蹴飛ばす事になります。
勿論、自分の頭を後ろから蹴飛ばされる事もある訳です。
座席は横20列近くありますから、
私達の様にど真ん中だったりすると、
途中トイレに行きたくなったら、10人くらいの人の足をどけてもらい、
「済みません済みません」とやるんですが、
何しろ前の席の背もたれにすがる事が出来ないんですから、
もしふらついてバランスを崩したら、
前の席の人の頭を掴むしか方法はないんですね。
でもそうなったら、きっと下の段に崩れ落ちる・・そんな気がします。
前後の段差は大きく、階段を暗い中で降りるのはチョッと恐かった。
また昇る時も、その段差の大きさで結構しんどかった。
そして最悪だったトイレ。
そんな訳で、途中退席が出来ない構造ゆえ、
全員が休憩時間にならないとトイレには行かれないのです。
休憩時間になった途端、
通路という通路は人で埋まり、最後尾は何処かなんて言う暇もなく、
ただ立錐の余地も無く、人人人・・・
あれは、ハッキリ言ってかなりの人がちびった(汚いけど)と思います。
だって、全員のトイレが終わるまでには40分以上かかったのですから。
そして、何よりイヤだったのは、
その構造的な欠陥問題によって、
私は「この会場で何か一大事がもし起こったら、
全員が大変な事になる。大惨事になる」という危機感でした。
14000人という収容力は魅力的なのでしょうが、
私は、こんな危険な建物に二度と行く気はありません。
50年以上前の消防法と現在の消防法とはきっと違うのでしょうが、
よくこんな危険な建物を今でも認可している事が信じられません。
今まで、大惨事が起こらなかった事が不思議な気さえします。
現在はもっと収容力のある、東京ドームとかもありますが、
私は、こういった構造物には、行きたくないな~。
歌声喫茶でお馴染みの(ベイビーブー)も、
武道館コンサートを目標に頑張っていますが、
その時が来ても、武道館だったら、私は絶対に行きませんね。
大学の入・卒業式がここだったのですが(苦笑)
それ以来、行ったことがなく、
大変参考になりました!!
都内の建造物は本当に問題山積ですよね・・・
いつも愉しく拝見させていただいております。
URLを貼り付けないですみません
そうですね、入学式・卒業式などですと、目の前の行事に気を奪われて、危機感など感じる事は無いのかもしれません。
ですが、先日の私みたいに(烏合の衆)のイベントだと、何かあったら大惨事になるという危機感は、本当に恐かったのです。