河童の歌声

歌声喫茶&キャンプ&ハイキング&写真&艦船

旅の形態

2023-02-02 10:42:23 | 日記
旅というと、私は独り旅を連想します。
若い頃はそういった独り旅をよくやっていました。

旅と旅行とは、なにか違うもの、別物という気がします。
旅は、一人静かに自分との対話といった感覚があるのですが、
旅行というと、仲間達と、あるいは大勢でワイワイガヤガヤとやるもの、みたいな感覚があります。

そういった意味で私は、いわゆる旅行、
特にパック旅行といった形態を軽蔑していたのです。
しかし、そんな事を言ってられなくなって初めてパック旅行に行ったのは、2006年の事でした。
スポーツ新聞で(映画撮影の為に造られた実物大の戦艦大和)の存在を知り、
それを見物に行くツアーに、鼻息も荒く申し込みをしたのでした。
軍艦オタクの私がそれを見ずに死ぬなどという事は、許されざる事ですから。

行ってみた感想は「うん、パック旅行も満更悪くはないじゃんか」でした。
何しろ今夜の宿はどうするか?とか、
明日は何処に行こうかな?などといった心配が皆無なんですから。
しかし、皆さんとゾロゾロ歩いている時も、
俺はあっちを独りで見に行きたいといった感覚は残っていました。

歌声旅行で仙台・深浦に行った時も、
私は独りだけ別行動で仙台、津波被災地を見に行きました。
皆は「一人だけじゃ淋しいのに・・」とか言ってましたが、
実は私は独りで旅をするなんて、全然淋しくないのです。
むしろ大好きなんです。
でも、離婚をして淋しかった時に行った、
(おひとり様バスツアー)あれは淋しかったし、切なかった。

旅、旅行というと、本当に色々なパターンがありますね。
個人的に最も魅力を感じるのは、「世界遺産めぐり」
それが出来る人というのは、本当に色々な意味で恵まれた人ですね。

国内に限っても、
若い頃に多少行った事のある「城めぐり」
あれは見応えありました。

歴史を旅するのも、魅力を感じます。
今だったら「平家物語をめぐる旅」などしてみたい。
ある女性は「武田勝頼を偲ぶ旅」に、猛烈にそそられるとか。
武田信玄ではなく、息子である勝頼という点に、彼女の激しい想いを感じます。



「ローマ帝国をめぐる旅」凄くそそられます。
「中国・三国志をめぐる旅」やってる人はきっと居るでしょうね。
女性に人気なのが「赤毛のアンをめぐる旅」いいですね~。
「ハプスブルグ家をめぐる旅」



私が最も行きたいのは、「世界の軍艦めぐり」
ハワイには「戦艦ミズーリ」があり(行きそこなってしまった)
アメリカ本国には何隻かの戦艦が展示されています。
日本にも戦艦三笠がありますが・・・
ロンドンにも重巡洋艦があり、
世界中の軍港に行けば、生きた本物の大型軍艦を見る事ができます。

イグアスの滝、ビクトリアの滝、エンジェルホールなども見たいね。
グランドキャニオン、初めてそれを見た人がどれだけ驚いた事か。
マッターホルン、アイガー北壁、グランドジョラス。

見たい、行きたい場所は限りなくありますが、
金と時間、それに若さと体力が如何せんおぼつかない。
そういった中で、せめて「旅ごころ」
「旅」という行為の中で、何かを感じ感動する心。
それだけは年齢に関係なく、持ち続けていきたいと思うのです。



コメント
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