河童の歌声

歌声喫茶&キャンプ&ハイキング&写真&艦船

遠隔操作の犯罪

2023-02-14 06:15:45 | 事件・事故


全く恐ろしい時代になったものです。
少し以前だったら誰もが、考えもしなかった犯罪時代になったものです。
外国に居ながら日本での犯罪実行が出来てしまうなんて、
そんなあり得ないと思われていた事を、実際にやっていただなんて・・・
ビックリした、驚いたと感じた日本人が大多数だと思います。

それにしても、フィリピンの収容所(刑務所とは違うのですね)の、
金さえあれば何でも出来る体質には、あきれ果ててしまいます。
日本では裁判官は、犯罪者から買収されないように高給を貰っていますが、
フィリピンの看守たちは低収入で、日々の暮らしにあえいでいるんですね。
それってダメでしょう、そりゃ買収されるよ。
心あるフィリピン人は、自国の様相が恥ずかしいと強く思っているんでしょうね。

私の甥はパソコンのプロで、義兄の会社のシステムエンジニアでもあるのですが、
ある時、私のパソコンの具合が悪いと言うと、
彼は私の住む東京・府中の我が家に来る事なく、
横浜から遠隔操作で私のパソコンを直してしまいました。
そんな手品が出来るとは知らなかった私は、目がテンになってしまいました。
甥っ子とパソコン話をすると、大学生と幼稚園児が話してる様で、
私は伏し目がちになり、心が卑屈になりそうでヤなんです(涙)

そういった、あり得ないと思われていた事が現実として可能であり、
あいつらは、パソコンではなくスマホで可能にしてたなんて・・・
私は大事な事をパソコンではなくスマホでする事は、何か不安で出来ないのですが、
あれを徹底的に使いこなす奴らは居るんですね。
私の甥っ子も「パソコンなんて要らない、スマホで充分」派なんですが。



それと共に驚かされたのが、
強盗をする為に、全国各地の被害者として狙われている家の詳細を書いた犯罪案内書。
そこには〇〇家の間取り見取り図。
家族関係と、それぞれの人の行動パターン。
何曜日の何時頃には誰も居なくなる時間帯があるとか、
金庫のある場所、そして金庫内に現金がある日とその金額。

それは、私が好きでよく読んでいる「鬼平犯科帳」に出てくる、
嘗(な)め帖・・そういった事を徹底的に調べあげたノート。
つまり、あちこちの金持ちの家の内情、見取り図を描いた犯罪案内と、
まるで変らないのです。
方や最新のAI技術を駆使し、方や江戸時代の犯罪パターン。
200年以上の年代差が、現実として機能している犯罪が、今をときめく犯罪だとは。

もう、ついていかれない私達、老人集団。
そういったロートル集団など彼等の手にかかれば、まるで赤子の手をひねる様なもの。
じゃ~彼等、若いもんの餌食になるばかりなの?
そんな事はありません。
以前から私が言ってるでしょ。

「向こうからかかってくる電話で、金に関する事は全部、詐欺だって」
それを天下のNHKなど、色んな手口をあれこれ紹介するんで、
老人達の頭は、ますます混乱するばかりで、役に立たない所か、被害者を増やすばかりだって。

あのヒトラーがいみじくも言ってました。
大衆を洗脳するには、単純な事を繰り返し繰り返し言うことだと。
「向こうからかかってくる電話で、金に関する事は全部、詐欺」なんですよ。
この単純な言葉だけを繰り返して徹底的に頭に叩き込めば、
どんな詐欺電話でも、な~んにも恐くないのです。
いくら遠隔操作などしても怖くない。
でも、嘗め帖にマークされた強盗は・・これから逃れるのは難しいかもしれない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする