河童の歌声

歌声喫茶&キャンプ&ハイキング&写真&艦船

紅白歌合戦・史上最低の視聴率

2016-01-02 16:32:43 | 日記
紅白歌合戦の視聴率が、39パーセントで史上最低だったそうですね。

私は39パーセントの視聴率が最低だったという事より、
今だに39パーセントもあるという事に驚きます。

39パーセントの視聴率が如何に凄い事か、皆さんも分かると思います。
それは尋常ではない視聴率なんですね。
日本の人口は約1億3000万人です。
その39パーセントというと約5000万人です。
8000万人は観なかったという事も言えますが、
まだ5000万人もが観ているという事に驚くのです。

あの馬鹿々々しい番組を、5000万人もの人が観ているなんて・・・
私は、もう十数年も全く観なかったのですが、
エリカさんが、歌番組好きという事なので、この年末はチョコチョコ観ていました。

テレビの画面を垣間見るたびに、ウンザリする様な光景。
何やら訳の分からん、見知らぬ顔が何か唄ってる。
かと思えば、学園祭や学芸会並の、他人に聴かせられるレベルでない歌を唄ってる。
というか単に(やってる)という感じ。

確かに、私が中学生だった時代とかには、家族揃って楽しんで観ていました。
姉などは、どの歌手が何の歌を唄ったかとかを、いちいちノートしてたくらいです。
あの時代には、(今年はこんな歌が流行っていたね)という感覚がありました。

でも現在、今年流行っていた歌は何なのかが分かる人は、あまり居ないと思います。
昔は男女どちらかの歌手かが、はっきり分かれていましたが、
現在は、果たしてどっちなのかもわからないといった状況。
おまけに、歌手名はアルファベットやら、カタカナやらの乱舞で訳の分からない状態。
唄っている歌は、これまた訳の分からない歌ばかり。
そんな歌が世間に流行っていたという感覚は、まるで皆無。

かと思えば、(昔の名前で出ています)みたいな歌手が、
大昔の歌の焼き直し・・そんなモン聴きたいとは思わないんですけど。
だって、今年一年の歌謡界の総括的な番組なんでしょ、紅白って。
つまり、要するに「流行歌の世界は死んでいる」・・ですかね?

そんな歌の世界を、さも国民みなが期待して観てるみたいな感覚で、
放送されても、まるで白けるばかりなんですね。

年末の最後を締めくくる、国民の皆が楽しめる番組・・・
これって、何か無いんでしょうかね~。
過去の栄光はもう皆無な番組を、国民的行事ヅラしていつまでやってるんでしょうね。

紅白に対抗して民放では「格闘技」とかをしますが、
格闘技を家族みんなで楽しむとは・・それは無理というものです。

他の国では、一体どんな番組をやっているのでしょう?
個人的には「NHKアーカイブス」とか、
過去に見損なった番組でもやってくれればいいと思うのですけど、
きっと、それって(オヤジ感覚)なんでしょうね。

それにしても、イヤハヤという感覚しか残りません。
もうこんな下らない番組は、お終いにしましょうよ。
そこに招待される(今年の顔)的な人達だって、きっと気恥ずかしいと思うんですね。
私だったら、きっと何かの理由をつけて辞退するな。
だってね、恥ずかし過ぎるんだよね。
NHKさん、いつまでもこんなのやってるともう受信料払わないよ。いいの?
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする