私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

我が家の御神渡り

2011-01-11 11:29:50 | Weblog

               

 これは何だとお思いですか????
 
  この冬一番の寒さに畑に置いてある水桶の中の水が凍って、あの諏訪湖のような規模ではないのですが、我が家の小さな御神渡りが出来ていました。人の力を以てしては、決して造る事の出来ない複雑な模様が描かれていす。大地溝帯も、大平原も、大山脈も、その他小いさな山々もあり、その描かれている総てに、何か名前でも、つけてやりたいという思いに駆られます。その形を、早速、カメラに写してみました。
 何年ぶりかで目にしたようでもあり、初めてであったかもしれませんが。
 
 桶の左下に出来た3角形と、そこから次第に高くなって2cmほどはあるだろう盛り上がって連なる氷の山脈(やまなみ)。その山脈を取り囲むようにしてできた幾本もの波紋のような筋。水桶と云うごく限られた宇宙に咲いた自然の不思議さにしばらく見とれていました。
 桶の底に落ちていた枯葉は、満月を桶の中に連れてきたようでもありました。更に、それに続いて、氷の山脈一帯に描き出している反射の妙でしょうか、そこに写しだされている青色の影に、何やら神秘な世界が広がっているかのようでもありました。今朝の真っ青な空の色ではないにしても、その小さな御神渡りが取り込んでいて、膨大なる宇宙の一部が目の前に広がっているようで、えもいわれぬ世界に引きずり込まれたような気分になりました。

 鳴る釜の神事は後回しにして、今朝の自然の不思議さを感嘆している私です。年をとると、こんなことまで気にかかるものでしょうかね。


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