私の町 吉備津

藤井高尚って知っている??今、彼の著書[歌のしるべ]を紹介しております。

犬養毅木堂のためのささやかな美術館を開設しました。

2009-05-07 08:09:37 | Weblog
 また5・15事件の記念日が近づいてきました。木堂が凶弾に倒れてかから今年で77年です。木堂の享年の歳と同じだげ時間がたちました。
 毎年、私は、この日のために、持っている5・15事件の関係資料を展示して一人で悦に入っています。
 
 小さな「木堂の戦争と平和」の展覧会 
 
[展示物] 
 ・木堂の書3点
    軸と額と色紙
     
  色紙は暗殺直前の書です。死の直前の「慈悲」とは誠に因縁めいた言葉のように思われます。額の字は、要するに、そんなに急(せ)くな、「話せばわかる」という意味です。書は、「邪(よこしま)な考えではこの世の中は平和にはなれないよ」とでもいう意味でしょうか。どの字をとっても、木堂らしい気迫の籠った堂々たる字です。


 ・リットン報告書
   
 この本は昭和7年(1932)10月に出版された本です。多分、岡山県のどの図書館にも置いてない本だと思います?
 
 
 ・満州事変の時に日本軍隊が使った砲弾
   
  城壁か何かを破壊するための砲弾と思います。砲弾の前に於いてある置物は、親松英治の「はと」です。これは木堂には関係ありませんが、戦争と平和という意味から置いてみました。
 その満州事変の時に使った砲弾に一輪のバラを挿しかけてみました。木堂が好きだったということで。
 私は毎年、バラの小枝を砲弾の穴に差し込んでから、小川未明の「野バラ」を読んでいます。

 
  なお、今年は、初めて、この私の小さな展覧会を公開したらと思っています。ここに展示しているものが本物か贋物か確かめてみてやろうというお方がおられましたら、
     5月14日;13時~15時の間に公開しますので見に来てください。
 
 次まで、あなたの氏名住所をお知らせください。場所などについて、詳しいご案内を致します。

  メール  r-akagi@paw.hi-ho.ne.jp