だから僕はひとりで旅に出る

人間は汚い。人間は醜い。人間が怖い。だから僕はいい人に会いたくて旅に出る。オープンウォータースイマーの練習と大会の記録

3.0kmスタート

2009年08月22日 22時02分15秒 | あなんオープンウォーター

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 いつも通り少し右からスタート。ゲートブイまで25m位なので選手が集中する。いつもより速いペースでスタートしたが今までにない激しいバトルになった。予想通り結構速い。今回はマスターズの人が多い。50mを25秒26秒の選手も何人かいる。だが3000mの競技ではあまり参考にならない。現役を引退してからもロングに耐えられる練習をしている人は少ないからだ。この集団は長くは持たないと思う。

 予想通り375mの第一ブイで上位グループは3人になった。やっぱり西村さんと細野さんだ。ずっと3位で付いていく。どうやらこのペースなら余裕で行ける。この辺からリカバリーの度にチクチクする。クラゲかな?それにしては多いぞ。毎ストローク毎に手や足がチクチク。雨かな?いや、やっぱりクラゲだ。こりゃ2年前の沖縄より酷いぞ・・・。 

 次第に2位の細野さんが遅れてくる。ゆっくりゆっくりかわしていく。1500mのコースを2周する今回のレースは一度陸に上がり周回チェックする。先に上がった西村さんはゆっくりだ。おっ!ここで抜けるかも・・・。と思ったが陸に上がった途端足を攣った。結局俺の方が遅く、差を付けられたまま2周目に入った。2周目に入って西村さんが遅れてきた。基本的に後半加速型なので、ここまで付いてくればスパートで勝てる。どうやらもう大丈夫なようだ。しかし、ペースはまだ上げずに西村さんのペースで泳いで力を温存しておく。もうすぐ追いついてくる東選手に少しでも付いていく為だ。

 ラスト800mでとうとう東選手が来たっ!! よしっ!ここから全力っっ!!って、全然ついて行けない!! なんということだっ!! 信じられん! これが一流の泳ぎか?! 結局25mで力尽きてしまった。どんどん離されていく。しかし、まだ力は抜けない。西村選手がいる。スパートを続け結局そのままゴール。招待選手の東選手は除外なので、結果は一位だが、東選手の凄まじさを思い知らされたレースだった。


あなんOWS当日

2009年08月22日 21時35分29秒 | あなんオープンウォーター

 いよいよ当日。すっきりと6時に目が覚めた。いつもの様に入浴とストレッチ。今日のレースは昼からなのでゆっくりと朝食。しかし朝食は残念な内容だった。部屋で少し休んでからチェックアウト。レース会場までは10分程。ただ駐車場からは遠かった。

019013   先に1.5kmが始まった。招待選手の東選手は2分遅れでスタートした。とんでもない!!一流の選手はこうなのか。たぶんプールなら1500m16分ぐらいだろうか。1.5kmの一位はあの山口さんだ。1000m前に追いついてしまった。スゴイわ~。

 1500mが終わって軽くアップした。その時たまたま東選手と話が出来た。俺なんかとも気さくに話をしてくれるとても感じの良い青年だった。3kmにも出場するらしい。とてもじゃないが3kmを2分差は逃げ切れない。おそらく3分ぐらいの差がつくだろう。まぁ、東選手はおいといて、問題は西村さんに勝てるかどうかだ・・・。